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リヴァー・フェニックス、幻の遺作で「全身の演技で口説いている」…有村昆が分析

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リヴァー・フェニックスさんの幻の遺作を語る映画コメンテーターの有村昆
リヴァー・フェニックスさんの幻の遺作を語る映画コメンテーターの有村昆

 リヴァー・フェニックスさんの遺作『ダーク・ブラッド』の試写会が21日、都内で行われ、映画コメンテーターの有村昆が登壇してリヴァーさんの演技法を語った。本作は、クランクアップ10日前にリヴァーさんが薬物の過剰摂取で急逝したため、未完のまま長らくお蔵入りとなっていた作品をジョルジュ・シュルイツァー監督が2012年に完成させた“幻の遺作”だ。

映画『ダーク・ブラッド』フォトギャラリー

 有村は「劇中、ハリウッドスター夫婦が砂漠に来て、リヴァーが奥さんを後ろから寄り添いながら口説くシーンは、意外とセリフが少なく、雰囲気と全身の演技で口説いている感じがした」とリヴァーさんのエモーショナルな演技を分析。「彼はメソッドアクティングをやっていた。例えば悲しいシーンを演じるなら悲しい過去を思い出してやる。この演技法は同じ演技が2回できない。本当に素晴らしい演技を見せてくれた」と絶賛した。

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 また、お気に入りのリヴァーさん出演作には1991年公開の『マイ・プライベート・アイダホ』を挙げ、「あれがリヴァーの集大成だと思う。この役なら出ていいと言って、親友のキアヌ・リーヴスに思いを寄せるゲイを演じた。彼が素晴らしいアーティストだと思ったのはたき火をしながら告白するシーン」と熱く語っていた。

 同作は、孤独な青年ボーイのところに、車のアクシデントでハリーとバフィーの夫婦がやって来たところからスタート。ボーイが美しいバフィーに好意を寄せ、彼女もボーイの不思議な魅力にはまり込むにつれ、ボーイとハリーが衝突を繰り返すようになるさまを描く。(取材・文:波江智)

映画『ダーク・ブラッド』は4月26日よりユーロスペースほか全国順次公開

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