AKB48大島優子、卒業は12月中旬には決まっていた

　人気アイドルグループ・AKB48の大島優子25日、都内で行われた「バイトル新CM発表会」に出席し、昨年12月中旬にはすでに同グループからの卒業が決まっていたことを明かした。大島は昨年大みそかに行われた第64回NHK紅白歌合戦で同グループからの卒業を発表していた。この日はほかに、高橋みなみ、小嶋陽菜、渡辺麻友も出席した。

　同イベントでは、4人が出演するアルバイト求人情報サイト「バイトル」の新CM「卒業」篇が27日より放送されることが発表。CMの内容は休憩中の大島、高橋、小嶋が突然「卒業する！」と宣言するもので、それを聞いていた渡辺が驚くも、実は「それまでのバイトを卒業する」という意味だったというオチだ。楽曲にはAKB48の35枚目のシングルで、大島が3回目のセンターを務める「前しか向かねえ」が起用されている。

　昨年末に同グループの卒業を発表した大島にとってはタイムリーな内容だが、実は12月中旬の撮影前に卒業が決まっていたことを告白。大島は「12月の中旬には撮影したけど、その前に卒業することは決まっていたので、本当に卒業発表するのに、これをCMで言っていいのか冷や冷やしました」と振り返った。

　また、卒業の具体的な時期に話が及ぶと、「話し合っている最中なので、これから決めていきます。後に報告させていただきます」と未定であることを強調した。

　他メンバーにとっても、撮影とはいえ「卒業」を口にするのはプレッシャーだったそうで、高橋は「卒業ってコメントは言ったことないセリフだったので、緊張感が半端なかったです」と、小嶋も「すごく手こずりました」と苦笑いで明かしていた。（中村好伸）

「バイトル」新CM「卒業」は1月27日より全国放送