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黒柳徹子、高橋昌也さん訃報に悲痛「最後の一撃」

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親しい人々が亡くなったことに「最後の一撃」と悲痛な思いをつづった黒柳徹子
親しい人々が亡くなったことに「最後の一撃」と悲痛な思いをつづった黒柳徹子 - 画像は2012年12月撮影のもの

 女優の黒柳徹子が22日、俳優で演出家の高橋昌也さんが、16日に83歳で死去したとの報を受け、マスコミ向けのFAXで悲痛な思いをつづった。

 高橋さんとは60年近い付き合いになるという黒柳。年始過ぎに本人から「お雑煮でも食べて、感謝、感謝。舞台楽しくやりましょう」と直筆のFAXを受け取っていたといい「お元気だと思っておりました。16日夕方、たまたま仕事が休みで家にいたら、奥様からのお電話が鳴りました」と振り返る。

 1987年、銀座セゾン劇場の芸術総監督に就任した高橋さんは、「幸せの背くらべ」をはじめ、黒柳の出演する舞台演出を数多く手掛けた。「30近い作品に黒柳徹子主演海外コメディ・シリーズとして出演させていただきました」という黒柳は、「脚本を選び、鋭い演出をして、でもダメだしは笑わせながらおっしゃる、喜劇に向く楽しい稽古場をつくってくださり、安心して演技することができました」と高橋さんに絶大な信頼を寄せていたことをうかがわせる。

 さらに「昌也さんのように、上品な、ユーモアがわかる、美しいことが好きな人はそういないと思います。私達が失ったものは本当に大きいです」とつづった黒柳。また近年、故・小沢昭一さんなど親しい人々が相次いで亡くなっていることに「最近、周りのお友達が次々に亡くなり、悲しい中で、最後の一撃という気がします」と心境を明かしている。(編集部・入倉功一)

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