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「映画芸術」が選ぶ2013年日本映画ベスト&ワーストテン発表!

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ベスト1位の『ペコロスの母に会いに行く』より
ベスト1位の『ペコロスの母に会いに行く』より - (C) 2013『ペコロスの母に会いに行く』製作委員会

 映画雑誌・映画芸術による「2013年日本映画ベストテン&ワーストテン」が17日に発表され、森崎東監督の『ペコロスの母に会いに行く』がベスト1位に、山田洋次監督の『東京家族』がワースト1位に選ばれた。

まさかのワースト!?映画『東京家族』場面写真

 映画芸術は、1946年に俳優・津川雅彦のおじである大橋恭彦を編集・発行人として創刊され、1989年からは脚本家の荒井晴彦が編集長を務めている映画批評専門誌。毎年恒例の「日本映画ベストテン」は1966年度、「ワーストテン」は1968年度からスタートし、映画評論家のみならず、監督や脚本家、俳優といった映画人から、劇場スタッフや一般人まで幅広い選出者によって決められる。

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 今年のベストテンでは、第87回キネマ旬報ベスト・テンの日本映画第1位にも輝いた『ペコロスの母に会いに行く』がトップに選ばれ、2位に作家・田中慎弥の芥川賞受賞作を映画化した『共喰い』、3位に第86回アカデミー賞外国語映画賞の日本代表作品にも選ばれた『舟を編む』が続いた。

 一方、同誌のワーストテンは毎年、一般的には評価の高い作品が選出されることも多いが、今年も昨日発表された第37回日本アカデミー賞で最多12部門の優秀賞を獲得した名匠・山田洋次監督の『東京家族』が不名誉な第1位に。ほかにも『風立ちぬ』(2位)、『地獄でなぜ悪い』(3位)、『そして父になる』(5位)、『凶悪』(10位)などがワーストテンに選ばれる独自のランキングになっている。

 配点の詳細および選評は1月30日発売の「映画芸術」446号に掲載される。(編集部・中山雄一朗)

「映画芸術」2013年日本映画ベストテン&ワーストテンは下記の通り。

【ベストテン】
1位 『ペコロスの母に会いに行く』(森崎東監督)
2位 『共喰い』(青山真治監督)
3位 『舟を編む』(石井裕也監督)
4位 『恋の渦』(大根仁監督)
4位 『なにもこわいことはない』(斎藤久志監督)
6位 『もらとりあむタマ子』(山下敦弘監督)
7位 『リアル~完全なる首長竜の日~』(黒沢清監督)
8位 『フラッシュバックメモリーズ 3D』(松江哲明監督)
8位 『横道世之介』(沖田修一監督)
10位 『かぐや姫の物語』(高畑勲監督)
10位 『戦争と一人の女』(井上淳一監督)

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【ワーストテン】
1位 『東京家族』(山田洋次監督)
2位 『風立ちぬ』(宮崎駿監督)
3位 『地獄でなぜ悪い』(園子温監督)
4位 『人類資金』(阪本順治監督)
5位 『R100』(松本人志監督)
5位 『そして父になる』(是枝裕和監督)
7位 『少年H』(降旗康男監督)
8位 『清須会議』(三谷幸喜監督)
9位 『藁の楯 わらのたて』(三池崇史監督)
10位 『ガッチャマン』(佐藤東弥監督)
10位 『凶悪』(白石和彌監督)
10位 『戦争と一人の女』(井上淳一監督)

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