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世界が注目!深田晃司監督の最新作『ほとりの朔子』が東京国際映画祭でワールドプレミア上映!

第26回東京国際映画祭

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左から深田晃司監督、二階堂ふみ、杉野希妃
左から深田晃司監督、二階堂ふみ、杉野希妃

 第26回東京国際映画祭のコンペティション部門に選出された深田晃司監督の『ほとりの朔子』が19日、同映画祭でワールドプレミア上映され、深田監督、主演の二階堂ふみ、女優で本作プロデユーサーでもある杉野希妃ら、主要キャストが舞台あいさつ、Q&Aセッションおよび記者会見に臨んだ。「出演者自身、今日初めて完成版を観た」といいながら、二階堂や杉野らは作品の出来栄えに手ごたえを感じた様子。この日は、鶴田真由、太賀、古舘寛治、小篠恵奈も出席した。

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 前作『歓待』で2010年の東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門作品賞を受賞し、世界的注目を集めた深田監督。前作同様、杉野プロデューサーとのタッグで3年をかけ完成させた『ほとりの朔子』は、18歳のヒロイン・朔子(二階堂)が少女と大人のはざまで人生の複雑さを垣間見るひと夏の青春物語である。

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 「大人になりかけという朔子の役柄は、実際の自分にすごく近いので、周りの役者さんという大きな川を流れていくように、リラックスして演じられた」という二階堂は、「今日、作品を見て、日本映画の良さを世界に伝える絶好の機会だと思った」と充実の表情。杉野も「本作で東京国際映画祭の、しかもコンペ部門に戻って来られてうれしい。『歓待』の延長線上に確実に位置していて、よりパワーアップした作品になった」と喜びを語る。

 「『歓待』とこの作品は趣が違うという声も聞きましたが、人が出会って別れるという自然な関係を描きたいという点は変わらない」という深田監督は「自分は自分が一番良くわかっているという考えの限界に気づいたのが現代ではないか。他者との触れ合いのなかで自分を知ることを追求した」と本作のテーマを明かした。

 記者陣にエリック・ロメール監督からの影響関係を聞かれると「僕はエリック・ロメールに狂っているといってもいい人間。オマージュということでなく、映画を撮るときはいつも彼を意識しています」とロメールへの思いとともに、自身のルーツを熱っぽく語っていた。(取材/岸田智)

映画『ほとりの朔子』は東京国際映画祭で10月22日にTOHOシネマズ六本木ヒルズScreen6にて上映

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