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市川右近、市川弘太郎「ヤマトタケル」の魅力を熱く語る!

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作品への思い入れの深さを語った市川右近(左)と川弘太郎
作品への思い入れの深さを語った市川右近(左)と川弘太郎

 29日、『シネマ歌舞伎 ヤマトタケル』公開を記念したトークイベントが、東劇にて行われ、タケヒコ役の市川右近とヘタルベ役の市川弘太郎が出席した。

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 古典芸能である歌舞伎とは一線を画した演出で人気を博してきたスーパー歌舞伎。その第一作目となる「ヤマトタケル」に27年前の初演から出演している右近は、この日、観客と一緒に本作をスクリーンで鑑賞。「900回以上、全公演に出演しているので、客席からこの作品を通して観たのは初めて。改めてこの作品の素晴らしさを感じました」と興奮気味に語った。

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 一方、弘太郎は「確か2歳ぐらいだったと思いますが、右近さんが出演した1986年の「ヤマトタケル」初公演を見ていたんですよ。それで、右近さん演じたヘタルベを見て『これになりたい!』って言っていたそうなんです」と語ると、右近は「その子が、こうしていまヘタルベを演じているんですからね」と感慨深げに弘太郎の顔を見た。

 本作の撮影にはカメラ13台、マイク50本以上が使われているが、右近は「カット割りやカメラワークが凄い。いつもお客さんには『劇場に足を運んでください』って言うのですが、舞台とは違う感動が得られます」とシネマ歌舞伎の魅力を伝えると、弘太郎も「普段歌舞伎に通っている人が見ても、斬新なカメラワークで楽しめると思います」と追随した。

 二人にとって「ヤマトタケル」は特別な作品のようで、右近は「この作品は無垢な魂を描いたもの。時間も長く大変な芝居なのですが、原点に戻り、芝居に没頭したいと教えてくれる作品です」とライフワークとして欠かせない作品であることを明かすと、弘太郎も「僕の人生の節目に必ずある作品。物語の内容はもちろん、アクション性や衣装の豪華さなど、どの年代の人々でも、その時々に色々なことを感じられる作品です」と本作への思いを熱く語った。

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 本作は、スクリーンで歌舞伎をデジタル上映する「シネマ歌舞伎」第19弾。哲学者の梅原猛が、三代目市川猿之助のために書き下ろし、1986年の初演で「スーパー歌舞伎」として新しいジャンルを開拓した「ヤマトタケル」を映像化。劇中で行われた「四代目・市川猿之助 九代目・市川中車 襲名披露口上」が含まれていることでも話題になっている。(磯部正和)

シネマ歌舞伎『ヤマトタケル』は東劇・新宿ピカデリーほか全国公開中

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