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ディカプリオ、ウィルソン大統領の伝記映画で主演か

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レオナルド・ディカプリオ
レオナルド・ディカプリオ - Gareth J Davies / Getty Images

 俳優レオナルド・ディカプリオが、第28代アメリカ合衆国大統領ウッドロウ・ウィルソンの伝記映画をプロデュースすることが明らかになった。現在のところ、ディカプリオ自身が主演を務める方向で企画が進んでいるという。製作は米ワーナー・ブラザーズ。

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 Varietyによると、同作はA・スコット・バーグの伝記「ウィルソン / Wilson」が原作。ディカプリオは、原作者のバーグ、そしてジェニファー・デイヴィソン・キローランと共に製作として参加。監督は決まっておらず、製作陣はまず脚本家を探す予定になっているとのこと。

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 ウッドロウ・ウィルソンはプリンストン大学の総長、ニュージャージー州知事を経て、第28代アメリカ合衆国大統領になった人物。任期中には第1次世界大戦が勃発したが、ウィルソンは参戦を決断して連合国を勝利に導いただけでなく、終戦を迎えてからは国際連盟の創設にも関わった。1919年にはノーベル平和賞を受賞している。

 ディカプリオは『アビエイター』では実業家ハワード・ヒューズ役を、『J・エドガー』ではFBI長官のエドガー・フーバー役を務めるなど、近年は実在の人物を演じることが多くなっている。最新作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でも実在の株式ブローカーを演じるほか、過去にはセオドア・ルーズベルト大統領の伝記映画で主演を務める話が出たこともある。

 アカデミー賞では実在の人物を演じた俳優が受賞することが多いため、近年のディカプリオはアカデミー賞を意識して出演作を決めているとやゆされることもあるが、そうした外野の声は演技で黙らせるしかない。その一方でディカプリオは今年公開の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を最後に俳優業を一時休止することも示唆しており、本作が実質的な復帰作になる可能性も高そうだ。(編集部・福田麗)

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