『マン・オブ・スティール』クライマックスシーンが公開！度肝を抜く衝撃の映像

　現在公開中の映画『マン・オブ・スティール』より、クライマックスの戦闘シーンのクリップ映像が公開された。スーパーマンと宿敵ゾット将軍がファイナルバトルへと突入していくところを抜き出した短いものではあるが、その驚異の映像を通じて、戦いの激しさは十分に伝わってくる。『ウォッチメン』『300 <スリーハンドレッド>』のザック・スナイダー監督がその手腕を遺憾なく発揮したシーンだ。

映画『マン・オブ・スティール』クライマックスシーン！クリップ映像

　ファイナルバトルの舞台となるのは、侵略されたニューヨークの街。今回公開された映像では、「お前が大好きな人類を1人ずつ奪ってやる」と宣言したゾット将軍とスーパーマンが激突すると、その衝撃波で巨大なビルが崩壊するという規格外の力同士の戦いが描かれている。

　本作のスナイダー監督は、大友克洋監督の『AKIRA』のファンであることを公言しており、一時はハリウッド実写版の監督の候補にも挙がるなど、日本のアニメ文化への造詣が深いことで知られている。そんなスナイダー監督の手になるだけに、すでに映画を観たファンからはこのシーンを指して「『ドラゴンボールZ』のようだ！」という声も上がっているという。

　先月30日に日本公開を迎えた同作は、週末興行ランキングでは洋画トップになるなど日本でもヒットを記録。誰もが知るヒーロー「スーパーマン」の誕生の物語を最新VFX技術を駆使して描き出している。『ダークナイト』のクリストファー・ノーランが製作を務めたことで物語にも一層の深みが加わった。（編集部・福田麗）

映画『マン・オブ・スティール』は公開中