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4年ぶりに来日のトニー・レオン、真木よう子からの熱視線に赤面!

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(左から)ウォン・カーウァイ監督、真木よう子、トニー・レオン
(左から)ウォン・カーウァイ監督、真木よう子、トニー・レオン

 ブルース・リーの師匠として知られる葉問(イップ・マン)を主人公にした映画『グランド・マスター』のジャパンプレミアが30日に都内で行われ、主演のトニー・レオンウォン・カーウァイ監督、花束ゲストとして女優の真木よう子が出席した。

『グランド・マスター』ジャパン・プレミア写真ギャラリー

 本作は、世界中で愛され続けるアクションスター、ブルース・リーのただ一人の師匠イップ・マンの生きざまを、壮絶なアクションを交えて描いた作品。トニーは役づくりのために47歳で初めて武術を習い、2度の骨折に見舞われながらも4年間トレーニングを重ね、見事にイップ・マンを体現。共演のチャン・ツィイーチャン・チェンもトレーニングを行い、劇中で本格的な武術を披露している。

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 『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』以来約4年ぶりの来日となるトニーは、今回イップ・マンを演じたことについて「子どものころからブルース・リーを見て育ったので、(その師匠を)演じることができてとてもうれしかった」と笑顔。カーウァイ監督は、トニーを起用した理由を聞かれ「イップ・マンは文人の気質を持った人なので、目が優しくて、学者の気質を持ち、ロマンチストであること、という条件を重ね合わせると、トニーが最適だった。皆さん、トニーを選んで賛成ですよね?」と観客に語り掛けて大きな拍手を浴びた。

 トーク中盤には、出演作『そして父になる』が第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞を受賞した真木が花束ゲストとして登場。二人のファンだという真木は「映像がすごく美しく、感動しました。『受け継がれるのは、技よりも心』というセリフがすごく胸にきまして、この言葉が映画全体を語っているというふうにわたしは解釈しました」と作品を絶賛した。

 さらに、アクション経験のある真木がカンフーにも挑戦してみたいと語ると、カーウァイ監督が「トニーはいい俳優であると同時に、いいコーチでもある。特に女性に教えるのが得意ですよ」とトニーをカンフーのコーチとして真木に推薦。すると真木がトニーを見つめて「ぜひ!」と熱視線を送り、トニーを赤面させた。

 この日は歌手のAIとシェネルも出席し、本作のイメージソング「After The Storm feat.シェネル」を熱唱してイベントに華を添えた。(古河優)

映画『グランド・マスター』は5月31日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開

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