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シリーズ最高のデビュー!『ワイルド・スピード』最新作が初登場首位! -5月27日版

全米ボックスオフィス考

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シリーズのみならず配給の記録すら塗り替えた! -映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』より
シリーズのみならず配給の記録すら塗り替えた! -映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』より - (C) Universal Pictures

 メモリアルデー(戦没者追悼記念日)連休となった先週末は、9,679万ドル(約87億1,110万円)をたたき出したシリーズ6作目となる映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』が首位を飾った。(1ドル90円計算)

今週ぶっちぎりのトップとなった映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』場面写真

 最新作は、シリーズのデビュー週末興収記録を更新したばかりか、配給のユニバーサル・ピクチャーズ歴代作品の同記録も塗り替える結果となった。ちなみに週末の観客調査によると、ラテンアメリカ系が32パーセントを占めたという統計が発表されており、ラテン系移民がアメリカで急増していることが、シリーズの観客動員の拡大に貢献したのではと推測されている。

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 一方、その『ワイルド・スピード EURO MISSION』と同じように期待されていたシリーズ3作目となる映画『ハングオーバー!!! 最後の反省会』。初登場で第2位の4,178万ドル(約37億6,020万円)の興収を上げ、2作目のデビュー週末興収8,595万ドル(約77億3,550万円) には及ばないものの、、1作目の同興収4,498万ドル(約40億4,820万円)とほぼ同じ数字をたたき出した。

 第3位は、トップから後退の映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』で3,728万ドル(約33億5,520万円)。第4位は、ファミリーアニメ映画の新作『エピック(原題) / Epic』で、3,350万ドル(約30億1,500万円)。映画ファン批評サイトのシネマスコアでは、子どもたちからの評価がA+となっており、「強豪のアニメ映画『モンスターズ・ユニバーシティ』がデビューするまでの4週間は、まだ期待が持てる」と配給の20世紀フォックスの関係者は見解を示している。

 今週のトップ5最後は、映画『アイアンマン3』で1,921万ドル(約17億2,890万円)。トータル興収が3億6,730万ドル(約330億5,700万円)という驚異的な数字を上げている。

 次週のチャート予想だが、現在トップの『ワイルド・スピード EURO MISSION』と一騎討ちになりそうなのが、M・ナイト・シャマランがメガホンを取り、ウィル・スミスジェイデン・スミス親子が共演を果たしたSF映画『アフター・アース』で、3,000館以上での封切りが決まっている。 (ロス取材・文:明美・トスト / Akemi Tosto)

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