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前田敦子『クロユリ団地』実写邦画で今年初の2週連続首位!

映画週末興行成績

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前田敦子、主演作が初V2! 『クロユリ団地』で映画館はお化け屋敷状態!
前田敦子、主演作が初V2! 『クロユリ団地』で映画館はお化け屋敷状態! - (C) 2013「クロユリ団地」製作委員会

 興行通信社が27日に発表した国内興行ランキングで、元AKB48の前田敦子成宮寛貴が主演した『クロユリ団地』が前週動員比約91パーセントの好推移で2週連続1位を獲得した。邦画実写作品の2週連続トップは今年初。またカンヌ国際映画祭効果もあり、『藁の楯 わらのたて』が2ランクアップを果たした。

前田敦子、V2達成!『クロユリ団地』フォトギャラリー

 『クロユリ団地』が先週に引き続きトップ。2週目の土日成績は動員10万7,794人、興収1億3,787万3,600円で、累計動員は32万8,785人、累計興収は4億1,648万3,900円となった。女子小中高生を中心に、グループでの来場が目立っているのが特色。上映劇場の一つである川崎のチネチッタは、公式ツイッターで「場内が巨大お化け屋敷状態」と混雑具合を報告しており、まだまだ勢いは続きそうだ。

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 公開6週目の『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』は2位をキープ。累計動員276万8,231人、累計興収33億3,595万250円を記録した。続編の製作が決定した『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』も3位を維持。累計動員48万4,615人、累計興収6億837万9,100円となった。

 今週、唯一順位を上げたのが、第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『藁の楯 わらのたて』。公開週は男性層、都市部に人気が集中したが、口コミの広がりでゴールデンウイークあたりから女性層や地方にも人気を拡大。そこへきてのカンヌ上映で、通常では映画を扱わない報道番組などでも取り上げられる形となり、相乗効果で全体的な動員が底上げされた。

 5位は『県庁おもてなし課』で累計動員37万1,854人、累計興収4億4,951万6,450円。6位は『アイアンマン3』。7位は『図書館戦争』で累計動員115万9,147人、累計興収14億5,871万9,300円。8位は『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!』。累計動員102万4,801人、累計興収11億7,238万7,800円と、動員100万人を突破した。9位は『中学生円山』。10位には亀梨和也主演の『俺俺』が初登場。全国65スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員3万1,549人、興収4,439万800円となった。11位は『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』。12位には『くちづけ』が初登場となった。

 今週末は、『オブリビオン』『リアル~完全なる首長竜の日~』『言の葉の庭』『バレット』『はじまりのみち』『イノセント・ガーデン』『グランド・マスター』『監禁探偵』『マニアック』『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)

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