ディカプリオ激高！『華麗なるギャツビー』最新映像で見せる鬼の形相
レオナルド・ディカプリオが主演を務める映画『華麗なるギャツビー』の最新予告編が公開された。男の憧れ、そして女の理想を体現したかのようなレオナルド演じるギャツビーの華麗な仮面が剥がれ落ち、鬼の形相で激高するさまがフィーチャーされた見応えたっぷりの仕上がりになっている。
F・スコット・フィッツジェラルドの小説を、『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が独自の解釈と想像力で3D映画化した本作。夜ごと豪華絢爛（けんらん）なパーティーを繰り広げる謎めいた男ギャツビーと、彼が思いを寄せる女性デイジー（キャリー・マリガン）、そしてデイジーの夫トム（ジョエル・エドガートン）らの行き着くところを、ギャツビーの隣人であるニック（トビー・マグワイア）の視点で描き出す。
今回公開された最新予告編は、突然街に現れ大富豪のように振る舞うギャツビーを怪しむトムのせりふからスタート。トムがそれまで紳士然としていたギャツビーに、デイジーやニックの前で「あんたは生まれが違う」「何をやっても俺たちにはなれない」と言い放つと、ギャツビーはグラスをなぎ払ってトムの襟首につかみかかり「黙れー！」と絶叫。レオナルドが見せるギャツビーの多面性には思わず目を見張るはずだ。
また、ラーマン監督が「非常に興味深い試みをしました。世界中の素晴らしいアーティストたちと協力し、昔ながらのジャズと現代音楽を融合させたのです」と語る本作の音楽も予告編から明らかに。ビヨンセ＆アンドレ3000の「Back To Black」、ラナ・デル・レイの「Young And Beautiful」、フローレンス・アンド・ザ・マシーンの「Over The Love」といった楽曲が作品をドラマチックに演出しており、本編を観るのが待ち遠しくなることは必至だ。（編集部・市川遥）
映画『華麗なるギャツビー』は6月14日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開
