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ジャッキー・チェン声優・石丸博也、キャリア初の舞台あいさつ!思い出を振り返る…

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ジャッキー・チェンとの思い出を振り返った石丸博也
ジャッキー・チェンとの思い出を振り返った石丸博也

 13日、声優の石丸博也が、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われたジャッキー・チェン主演の映画『ライジング・ドラゴン』初日舞台あいさつに出席し、ジャッキーとの思い出を語った。30年以上に渡ってジャッキーの吹き替えを務めたきた石丸は、“最後のアクション大作”と銘打たれた本作について「最後にふさわしいすごい作品だよ。でも(引退するって言っているけど)またやるよ」と惜別の情を述べると共に、さらなる活躍を期待していた。

石丸博也、キャリア初の舞台あいさつ!フォトギャラリー

 ジャッキー出演の劇場公開作品やテレビ放送映画のほぼすべてを担当し「ジャッキー・チェンの吹き替えといえばこの人しかいない」というほど、深く人々の心に刻みこまれている石丸。これまで長いキャリアのなか、アニメ、吹き替え、特撮など出演作は枚挙にいとまがない石丸だが、舞台あいさつに登場するのは人生初とのこと。「劇場で吹き替え版が上映されるようになったのは最近だし、昔は裏方の声優が表舞台に出るなんて考えられなかったしね」と明かす。

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 「もう上がりっぱなしだよ。アテレコやっているほうが落ち着くよ」と心情を吐露すると、ステージ上でアクションを交えて「生アテレコ」の様子を披露し、客席からは大歓声を浴びる。「動かないと立ち回りとかのシーンは難しいんだよね。ジャッキーの立ち回りって長いでしょ? 本当に汗びっしょりになる。いい年してこんなことやってられないよ」とおどけてみせた。

 さらにジャッキーと会った際、本人に「ジャッキーの立ち回りは長くて声を入れるのが大変だから短くしてよ」と直談判したエピソードを披露。「そうしたら笑顔でうなずいていたけど、それからさらに(アクションシーンが)長くなった気がしたよ」と話すと「ジャッキーの作品では映画『ゴージャス』がほんわかして好きだね。逆に『新宿インシデント』は暗くて怖くてジャッキーには似合わないよ」と興味深いトークを展開した。

 本作は、ジャッキー・チェンが世界で活躍するトレジャー・ハンターにふんし、特殊チームの面々と、十二支の動物にまつわる伝説の秘宝を探し求める姿を描いたアクションアドベンチャー作品。この日はほかに、魏涼子本多真梨子堀川千華、漫画家のとり・みきも登壇した。(磯部正和)

映画『ライジング・ドラゴン』は全国公開中

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