渡辺謙、『ゴジラ』に出演　ハリウッド3Dリメイクのメインキャスト！

　俳優・渡辺謙が、ハリウッド3Dリメイク映画『ゴジラ（原題） / Godzilla』にメインキャストの一人として出演することが明らかになった。米ワーナー・ブラザーズと共同製作のレジェンダリー・ピクチャーズが現地時間18日に発表した。渡辺にとって映画『シャンハイ』（2010年）以来、通算8作目のハリウッド映画出演となる。

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　同作の撮影は発表同日にカナダ・バンクーバーで開始されており、渡辺は上演中の主演舞台「ホロヴィッツとの対話」（大阪、3月31日まで）の終了後に撮影に合流する予定。「ゴジラ世代」として同シリーズになじみのある渡辺は出演オファーを快諾。詳細な役どころやストーリーは残念ながら未発表だ。

　渡辺以外のメインキャストは『キック・アス』のアーロン・テイラー=ジョンソン、『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のエリザベス・オルセン、『ショコラ』のジュリエット・ビノシュ、『グッドナイト＆グッドラック』のデヴィッド・ストラザーン、『アルゴ』のブライアン・クランストンに決定している。

　1954年の映画『ゴジラ』公開以降、特撮怪獣シリーズとして絶大な人気を誇る「ゴジラ」は、1998年に『GODZILLA ゴジラ』として『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督がハリウッドリメイク。今作は、低予算映画『モンスターズ/地球外生命体』で成功を収めた新鋭ギャレス・エドワーズ監督が新たにリメイクを手掛けた作品だ。

　『ラスト サムライ』（2003年）でハリウッドデビューを果たした渡辺は、『バットマン ビギンズ』（2005年）、『SAYURI』（2005年）、『硫黄島からの手紙』（2006年）、『ダレン・シャン』（2009年）、『インセプション』（2010年）、そして『シャンハイ』と実績を積み上げてきた。ハリウッド進出10年目の節目に、日本が誇る怪獣・ゴジラを題材にした映画に出演する。映画『ゴジラ（原題） / Godzilla』の米公開は2014年5月16日予定。日本の配給は東宝で、2014年公開予定。（細木信宏/Nobuhiro Hosoki、編集部・小松芙未）