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アカデミー賞司会『テッド』のセスに酷評 男尊女卑?人種と性のジョークが最悪と話題に

第85回アカデミー賞

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第85回アカデミー賞授賞式で司会を務めたセス・マクファーレン
第85回アカデミー賞授賞式で司会を務めたセス・マクファーレン - Eugene Gologursky / WireImage / Getty Images

 第85回アカデミー賞授賞式から一夜明け、現地では授賞式に対する賛否両論の応酬が始まっている。アカデミー賞のホストは、最高の仕事をしてもそこそこにしか褒められないものなのだが、そういったことを考慮に入れても、映画『テッド』で一躍人気者になったセス・マクファーレンの司会の評判は、芳しくないようだ。

 司会が発表されたときは「アカデミー賞授賞式に新風か!?」と業界内外から大いに期待されていたセス。しかし、授賞式が終わり一夜明けてみると、The New Yorkerは、「セス・マクファーレンの攻撃的で醜悪、男尊女卑のオスカーナイト」というタイトルの記事を掲載。授賞式で人種と性をジョークにしていたことを指摘した。

 また、TIME.comが発表した「オスカーナイトのベスト・ツイート」トップ10には、Wall Street Journal のライターの「あと2時間も客席に座っていなければならないロバート・デ・ニーロがかわいそう」というツイートがランクイン。さらには、一昨年アン・ハサウェイと共に司会を務め酷評を受けたジェームズ・フランコを引き合いに出した「ジェームズ・フランコ、全て水に流すから戻って来て」というNational Postのライターのツイートもランクインし、セスの司会の評判の悪さを物語った。

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 授賞式で翌日の新聞記事に載るであろう自身の評価もギャグにしていたセスは、くしくもそこで登場していた見出しが現実になってしまった形。しかし、視聴率はセスの味方のようで、速報値では、視聴率が上がったと報じられている。視聴者からの評判と視聴率は必ずしも比例するとは限らないようだ。(文・ロス取材:明美・トスト / Akemi Tosto)

「第85回アカデミー賞授賞式ダイジェスト」は3月3日(日)午後4時20分よりWOWOWプライムにて放送

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