フランスセザール賞発表 『愛、アムール』が主要5部門を独占 『アルゴ』は外国語映画賞受賞
フランスのアカデミー賞と称されるセザール賞がパリで発表され、映画『愛、アムール』が作品賞、監督賞、主演女優賞、主演男優賞、オリジナル脚本賞を受賞した。
『愛、アムール』は第65回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。今年のアカデミー賞では85歳の主演女優エマニュエル・リヴァが最高齢で主演女優賞にノミネートされているほか、作品賞、外国語映画賞にもノミネートされている。
セザール賞助演女優賞は映画『ホワッツ・イン・ア・ネーム（英題） / What’s in a Name』のヴァレリー・ベンギーギ、助演男優賞も同映画のギョーム・ドゥ・トンケデックが受賞。ベン・アフレック監督の映画『アルゴ』は外国映画賞に輝いている。
マリオン・コティヤール主演の映画『君と歩く世界』は脚色賞、編集賞、音楽賞のほか、マティアス・スーナールツが有望若手男優賞の4部門で受賞を果たしている。（澤田理沙）
