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侍ハードラー・為末大が復興への熱い思い吐露 スポーツの力で街を元気に!

第25回東京国際映画祭

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東日本大震災からの復興への思いを語った為末大
東日本大震災からの復興への思いを語った為末大

 22日、東日本大震災を題材にした映画『JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ]』の上映が第25回東京国際映画祭で行われ、東北会場(東北大学青葉山キャンパス)と東京会場(六本木ヒルズ)をつないでのパネルディスカッションが実施された。パネラーとして参加した元陸上選手で“侍ハードラー”の異名を持つ為末大は、スポーツ界から感じた復興への思い、ソーシャルムービーとして製作された本作から得た着想を語った。

カトパンも登壇!パネルディスカッション フォトギャラリー

 震災直後の思いとして「選手たちはスポーツでできることの少なさにみんながく然とする経験がありました」と当時を振り返った為末だが、自身はすぐに公式サイトで「TEAM JAPAN」を立ち上げ、多くのアスリートに参加を呼び掛け、支援活動してきた。

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 為末自身も「なでしこ(ジャパン)やいろんなスポーツ選手が活躍することで世の中に希望を与えられるところがありました」とスポーツの力を改めて実感した部分があったといい、「グラウンドで子どもたちが遊んでいる地域は、日常を取り戻している感じがすごくした。スポーツが日常の中に入っていくのは街の元気のためにも大切」と被災地にスポーツを取り戻していきたいと復興への思い語った。

 また、多くの人々が送った映像から紡がれた本作を観た為末は、「こういう手法はスポーツで使えないかな。一つのマラソンレースをいろんな人が撮ったり、給水所の人が撮ったり。いろんな可能性があるなと思いました」と「スポーツ イン ア デイ」とでもいうべき新たなアイデアを提案していた。

 本作は第25回東京国際映画祭の特別オープニング作品で、リドリー・スコットが製作総指揮を務め、3.11から1年後の今年3月11日に撮影された世界中の約8,000件、300時間におよぶ映像を1本の映画へまとめ上げたドキュメンタリー。この日はフィリップ・マーティン監督、成田岳監督、フジテレビ加藤綾子アナウンサーも登壇した。(取材・文:長谷川亮)

映画『JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ]』は11月3日からTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開
第25回東京国際映画祭は10月20日から28日までTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて開催

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