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ギレルモ・デル・トロの巨大ロボット映画コミコンで予告上映!鳥肌モノの迫力!

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子どもか!と言いたくなるほどうれしそうに怪獣映画撮影を振り返ったギレルモ・デル・トロ
子どもか!と言いたくなるほどうれしそうに怪獣映画撮影を振り返ったギレルモ・デル・トロ - 写真:小林真里

 現地時間12日、ニューヨーク・コミコンで行われた米レジェンダリー・コミックスのパネル・ディスカッションに、ギレルモ・デル・トロ監督らが登壇した。

 映画製作会社レジェンダリー・ピクチャーズのコミック部門として設立されたレジェンダリー・コミックスは、フランク・ミラー(『300 <スリーハンドレッド>』原作)の新作などを発売し、コミック業界の台風の目として大いに注目を集めている。

 デル・トロ監督の最新作『パシフィック・リム(原題) / Pacific Rim』の前日譚(たん)を描いたコミックが映画公開時に刊行されるため実現したパネルだが、この日はなんと同作の予告編が世界で初公開。地球破壊をもくろむ超巨大怪獣と、それに対抗する人間側の巨大ロボットとのし烈な戦いを描くSF超大作で、予告だけでもそのスケールの大きさと、怪獣とロボットに対するデル・トロ監督の愛情と情熱とこだわりが伝わってきて、鳥肌が立ったほど。

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 注目の怪獣は鋭い牙と爪を持つシンプルなデザインで、「ごちゃごちゃした外見ではなく、一目見てその怪獣の機能がわかるようなデザインにした」とはデル・トロ監督の弁。巨大ロボットは、胸部コックピットに搭乗するパイロットの動きに合わせて動き、デル・トロ監督によると「ロボットが攻撃を受けて感じた痛みは、パイロットも感じることになる。だから人間の痛みを知るため、拷問についていろいろ勉強した」のだとか。

 また、とにかくサイズの大きさにこだわったという本作は、「北米で最も大きなスタジオで撮影した」とのこと。いまだかつてないスケールのロボット(怪獣)映画を目にすることができるのは間違いないだろう。パネル最後に、先日48歳の誕生日を迎えたデル・トロ監督は「(この映画の撮影は)僕の人生で一番素晴らしい体験だったよ」とうれしそうにしみじみと語ったのであった。(小林真里)

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