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オフィス北野最新作、釜山で世界初上映!臼田あさ美、三浦貴大共演で震災後の日本描く

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(C) 2012『桜並木の満開の下に』製作委員会

 ビートたけしの所属事務所であり、映画の製作、配給なども行う映画会社でもある「オフィス北野」の最新作『桜並木の満開の下に』が、10月4日から13日まで韓国にて開催される第17回釜山国際映画祭にて、ワールドプレミア上映されることが明らかになった。

映画 『桜並木の満開の下に』写真ギャラリー

 本作の出演は、臼田あさ美三浦貴大高橋洋。茨城県日立市が行う「ひたちシネマ制作サポートプロジェクト」が「日立のさくら」をテーマに支援作品を募集したことで制作がスタートし、日立市で4月に撮影を敢行。その後、釜山国際映画祭アジア映画ファンドに選ばれ、編集などを韓国で行い完成。今回、第17回釜山国際映画祭でワールドプレミア上映が決定した。

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 メガホンを取ったのは、福島県双葉町の避難生活を追ったドキュメンタリー映画『フタバから遠く離れて』が全国順次公開中の舩橋淳監督。映画は、同僚であり夫である研次(高橋)を作業中の事故で失ったプレス工場で働く女性・栞(臼田)が、事故を引き起こした新人・工(三浦)の誠意に心を動かされていくさまを描く。

 臼田、三浦、高橋はそれぞれ「悲しみを乗り越え、前を向き、受け入れ、一人の女性の成長の物語です。きれいな桜並木には素直に感動しました」(臼田)、「静かだけれども、昔の日本映画のような胸に迫るものを感じました」(三浦)、「明日を生きて迎えようとする全ての人と、その命を無条件に想う人。理を越えて愛おしいです」(高橋)とそれぞれ映画の見どころを語っている。

 『桜並木の満開の下に』は、第17回釜山国際映画祭にて5日にワールドプレミア上映され、10日には臼田出席の舞台あいさつを行う予定。2013年春に全国公開される。(編集部・島村幸恵)

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