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林原めぐみ、足掛け3年でのシリーズ完結に感無量! ファンに感謝を述べる

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林原めぐみ
林原めぐみ

 映画『マルドゥック・スクランブル 排気』初日舞台あいさつが29日、東京・テアトル新宿で行われ、声優の林原めぐみが故・本田美奈子さんへの思いを明かした。この日はほかに、工藤進監督、原作者の冲方丁氏が登壇した。

映画『マルドゥック・スクランブル/排気』初日舞台あいさつ フォトギャラリー

 林原は主題歌「つばさ」を歌っているが、これはアフレコの後に急きょ決まったとのこと。「普通は(主題歌を)先に取るんですよ。でもアフレコ後のちょっと脱力しているときに『やりましょう』って言われて『やらなきゃいけないな』って。(スケジュールなども)タイトでした」と当時を振り返った。

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 同主題歌は2005年に急逝した本田美奈子さんの楽曲のカバー。それだけに林原には葛藤もあったというが、「『歌って良いものか』って思ったんですが、命のバトンタッチをしてほしいということで……じゃあ本田さんの素晴らしい歌声と思いと歌詞とを、この作品のために、ということで歌わせていただきました」とやり遂げた表情を見せた。

 また第1作から足掛け3年でのシリーズ完結に林原は「やっとみんなに観てもらえる。なんかこう、胃がグニャグニャしておます。3年って長いけど、あっと言う間ですね。1作目2作目で沈没する作品がある中で、皆さんのお力で今日を迎えています」と感無量の様子だった。最後には「ネットやDVDで作品が観られる時代に、足を運んでくれた人に感謝してます。どうか気持ちよくお帰りいただけますよう」と感謝の言葉で締めくくっていた。

 同作は冲方丁氏を原作にしたアニメーション作品。2010年公開の『マルドゥック・スクランブル 圧縮』、2011年公開の『マルドゥック・スクランブル 燃焼』に続く完結編。少女娼婦バロット(声:林原)が相棒のウフコックと共に犯罪を暴くために戦いに挑む。(取材・文:県田勢)

映画『マルドゥック・スクランブル 排気』は全国公開中

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