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ゲイのルパート・エヴェレット、ゲイ批判? サポート団体が猛反発!

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自身も同性愛者であることをカミングアウトしているルパート・エヴェレット
自身も同性愛者であることをカミングアウトしているルパート・エヴェレット - Sean Gallup / Getty Images

 映画『アナザー・カントリー』『恋におちたシェイクスピア』などで知られるイギリスの俳優ルパート・エヴェレットが、Sunday Times Magazineの取材で、「同性の両親に育てられること以上に最悪なことは思いつかない」とコメントした。

ルパート・エヴェレット出演 映画『恋におちたシェイクスピア』写真ギャラリー

 エヴェレットは、1989年に自身がゲイであることをカミングアウト。しかし、「僕の母は、子どもには父親と母親が必要だと考えていて、僕も彼女の意見に賛成だよ。ゲイの父親二人に育てられること以上に最悪なことは思いつかない」とコメント。

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 自らの発言が物議をかもすことを想定してか、「僕の意見に反対の人たちもいるだろうが、いいじゃないか。これは単に僕の意見だ。別にゲイコミュニティを代表して発言しているわけじゃない。実際、僕はなんのコミュニティの一員でもないよ」とも発言している。

 ゲイ、バイセクシャルの人々への偏見の撤廃と彼らの生活の質の向上を目指して活動するイギリスの団体Stonewallの代表、ベン・サマースキル氏は、「ゲイの両親に育てられたからといって、子どもたちがつらい思いをするという証拠はまったくない」と反発の意見を述べている。

 エヴェレットは以前、ゲイであることをカミングアウトしたことが、キャリアに大きいダメージを与え、仕事の幅を狭めたとも発言し、ゲイコミュニティの反感を買った。

 勢いに任せた不用意な発言でないとすれば、ゲイの両親を持つことが子どもにとってどういうことなのか、注意深く考えて子どもを持つ決断をしてほしい、というエヴェレットのメッセージが込められているのだろうか。(鯨岡孝子)

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