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西部劇のアイコン、ジョン・ウェイン着用の眼帯がオークションへ

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眼帯を付けたジョン・ウェイン(右)
眼帯を付けたジョン・ウェイン(右) - Alfred Eisenstaedt / Getty Images

 アメリカの西部劇映画に君臨した大スター、ジョン・ウェインが、映画で着用した眼帯がオークションにかけられることが決まったとガーディアン紙が報じた。

 この眼帯は、ジョンが1969年の映画『勇気ある追跡』と1976年に公開された続編『オレゴン魂』で着用したもの。ジョンは『勇気ある追跡』でアカデミー賞主演男優賞を受賞しており、受賞スピーチでは、1930年代からキャリアを築いてきてようやく受賞したことをふまえ、「ワオ! もし受賞できるとわかっていたら、35年前に眼帯をつけておけばよかった」とこの眼帯をジョークにして喜びを語っていた。

 オークションは、ロサンゼルスにあるオークション・ハウス「ネート・D・サンダース」が主催し、インターネット上にて開催。5月29日に終了する予定。3万5,000ドル(約280万円 1ドル80円計算)以上の値が付くと予測されている。オークション・ハウスのオーナー、ネート・サンダース氏は、「この品は、非常にアメリカ的なジャンルである西部劇のファンにとって究極の一品です。ジョン・ウェインは西部劇にとってアイコン的存在であり、この眼帯は彼が演じた最も有名な役を象徴するものです」とその価値を語っている。(竹内エミコ)

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