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ブラッド・ピットとクリステン・スチュワートのインタビューに、高額料金が課せられる

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インタビューしたいならお金を払ってね - ブラッド・ピットとクリステン・スチュワート
インタビューしたいならお金を払ってね - ブラッド・ピットとクリステン・スチュワート - Jordan Strauss / WireImage / Getty Imags(右)

 ブラッド・ピットの出演作『キリング・ゼム・ソフトリー(原題) / Killing Them Softly』と、クリステン・スチュワートの出演作『オン・ザ・ロード(原題) / On the Road』について、この2作品のカナダ公開を担当する配給会社アライアンスが、カンヌ国際映画祭での出演者インタビュー代としてカナダのメディアに高額な料金を課すことを伝えていた。

ブラッド・ピット主演映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』写真ギャラリー

 英ガーディアン紙によると、アライアンスはカンヌ国際映画祭が始まる前、カナダのメディアに対し、ブラッドのテレビ用インタビューは3,200ドル(約25万円)で、クリステンの紙媒体用個別インタビューは1,300ドル(約10万円)だと値段を伝えたという。

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 アライアンス側は、この2作品がカンヌ国際映画祭での公式取材に参加しないことを決めたことが理由としており、「この映画は公式ジャンケット取材が行われないため、カナダのメディアがもしもインタビューを望むのなら、我々が直接、独自取材をもうける選択も作るべきと考えました。しかしその場合、かかる費用については弊社や俳優が担うのではなく、本来は元々の配給会社が払うべきなのです。この課金が弊社の利益になっているわけでは決してありません」と、あくまでも必要経費であると主張している。

 通常、俳優が映画の宣伝活動を行う際にかかるお金は、製作本国のスタジオや配給会社と俳優との間の初期契約に組み込まれている。作品が世界的に公開される場合は、公開される国で配給を担う会社が自国のメディアのために取材時間を「買う」形となる。しかし、その際の料金を公開国の配給会社が決めてメディアへ課すのはまれなことで、カナダ・メディアからは驚きの声も上がっている。(竹内エミコ)

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