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個人で動物園を所有&経営!マット・デイモン主演『幸せへのキセキ』の原作者の動物園が映画のおかげで大繁盛!

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実物のベンジャミンも、マット・デイモンに劣らぬイケメンさんです!
実物のベンジャミンも、マット・デイモンに劣らぬイケメンさんです!

 マット・デイモン主演で映画化された『幸せへのキセキ』の原作者、ベンジャミン・ミーが、9歳の娘と11歳の息子を同伴して来日し、この映画のおかげで、同作のモデルとなった彼の経営する動物園が、今年のイースター休暇で最高の入園者数を記録したことや、マット・デイモンと自分は似た者同士だと実感したことを話した。

映画『幸せへのキセキ』写真ギャラリー

 「この本を書き始めたときには、まさかそれが映画になるとは思っていなかった」という原作者のベンジャミンは、映画化の話が舞い込んだ当初とてもびっくりしたそうだ。彼は動物園付き邸宅の購入にあたって2度チャンスを逃し、半ばあきらめかけていたころ、再び売りに出されていることを知り、「僕が買わなきゃ!」と決意を新たにしたという。

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 そのままでは処分されてしまう動物たちを前に、どうにか家を手に入れたものの借金まみれ。さらに、問題が山積みの動物園を維持するためにお金はどんどん出ていく一方。最愛の妻を動物園のオープン3か月前に亡くし、八方ふさがりの状態だったと、ベンジャミンは当時を振り返る。

 映画化が決まったという電話をもらったとき、彼はちょうど園内に木の家を建てている真っ最中で、「あなたの役を誰に演じてもらいたいか?」との質問にも即答できず、後で主演候補者のリストをもらったのだとか。「ショーン・コネリーがリストになかったのは残念だけどね」とジョークを飛ばしつつも、もともと『ボーン・アイデンティティー』シリーズの大ファンだったというベンジャミンは、マット・デイモンが自分を演じてくれることに感激したそうだ。

 マットとはエコカーの話や政治や社会貢献などの話題で大いに盛り上がったようで、「彼とはとても話が合ったよ。それで僕たちは似た者同士だと実感したんだ」という。去年この映画が公開されたおかげで、今年のイースター休暇中は多くの人々が動物園を訪れ、ベンジャミンは急きょ本のサイン会まで開くことになったとか。シングルパパの彼にとって、動物園はまるで3人目の子どものように手が掛かったと語る。そんな彼と家族の奮闘を描いたウソみたいなホントのサクセスストーリー『幸せへのキセキ』には、タイトル通り幸福になるためのヒントが隠されているかもしれない。(取材・文:平野敦子)

映画『幸せへのキセキ』は6月8日よりTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開

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