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実写版『るろ剣』武井咲はまさにハマリ役!「インする前から悔しかったり…」と負けん気の強さも!

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負けん気の強さも薫にそっくり?
負けん気の強さも薫にそっくり? - (C) 和月伸宏 / 集英社 (C) 2012「るろうに剣心」製作委員会

 実写映画『るろうに剣心』でヒロイン・神谷薫役に抜てきされた武井咲に絶賛の声が寄せられている。慣れない着物での演技やアクションシーンに挑戦しており、撮影中には「インする前から悔しかったり……」と胸中を明かすこともあったが、まさにハマリ役といえるヒロインを熱演している。

映画『るろうに剣心』場面写真

 クランクイン当初に「マンガの中の薫ちゃんを自分で演じなきゃいけないというプレッシャーを感じました」と明かした武井にとって、本作での役柄は着物の所作や殺陣など、チャレンジの連続。クランクイン前の練習から悔しい思いをすることもあったが、大友啓史監督から「練習でいろいろ身に付けていけば、この現場だけでなく、人として身に付くものがあるから」と励まされたといい、そうしたことの一つ一つを丁寧にこなしていった様子は本編の演技にも生かされている。

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 武井が演じる薫は、門弟のいなくなった道場を独りで支えるたくましさを見せる一方で、主人公・剣心をはじめとする人々に対して女性らしい気遣いも忘れない17歳の少女。「感情がどんどん入っていくし、なじんでいく瞬間がある」と役に入り込む過程を「なじむ」と表現した武井は、外見が似ているという以上の何かをキャラクターに吹き込むことに成功している。

 そんな武井について、共演の香川照之は「現場で会うと、やっぱり化け物ですよ」と賛辞を惜しまず、吉川晃司もその一挙手一投足に驚いたと告白。撮影当時、薫と同じ17歳だったということもキャステイング時に意識していたという大友監督も、武井の報道陣に対する見事な受け答えを指して「17歳のコメントではないですね」と演技のみならず、その言動からうかがえる女優としての器の大きさに感嘆しきりだった。

 今年は本作のほかにも、映画『愛と誠』や『今日、恋をはじめます』といった話題作出演が続き、ブレイクすること必至の武井。とりわけ、その熱演ぶりが光った『るろうに剣心』は、10年20年後にも、代表作として語り継がれる可能性を秘めた作品に仕上がっている。(編集部・福田麗)

映画『るろうに剣心』は8月25日より全国公開

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