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樹木希林、義理の息子・本木雅弘から「母の日」のサプライズ! 感激&照れ隠しで「今日は布団かぶってねちゃいます」

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樹木希林と義理の息子本木雅弘
樹木希林と義理の息子本木雅弘

 13日、親子の絆と愛を描いた映画『わが母の記』の舞台あいさつが新宿ピカデリーで行われ、劇中で“母”を演じた樹木希林と原田眞人監督、そして本木雅弘がサプライズ登場した。本木は「母の日」にちなんで樹木に感謝の気持ちを込めた言葉を送り、会場を温かい空気に包んだ。

映画『わが母の記』写真ギャラリー

 樹木と親子関係になって17年が経つという本木は、「役者としても人生としても大々先輩で、いつもさりげなく深い助言をしてくださっています。母という存在を超えていち人生の助言者として、家族・仲間たちを豊かな人生に導いてくれるのではないかと期待しています。体の養生して長生きしてわたしたちを支えて欲しいと思います」と樹木に感謝の言葉を送った。

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 そんな義理の息子の言葉に樹木は「こういうことが嫌いで、芸能界のことも普段ほとんどしゃべりませんのに」と来場してくれたことだけにも感激。「わたしだけでなく、夫の面倒もみてもらってるので頭があがりません。今日は布団かぶって寝ちゃます」と冗談めかしたが、舞台あいさつの最後には感極まって声を詰まらせる場面も。そんな樹木の隣にそっとよりそう木本との親子愛に、会場は感動しきりだった。

 また、第35 回モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリに輝くなど海外でも絶賛されている本作について原田監督は「『テルマエ・ロマエ』のような何も考えずに楽しめる映画も必要ですが、それと同時に考えれば考えるほど面白くなる映画も必要です」とアピール。ヤフーレビューもチェックしていることを明かし「結構長い感想とかもあるんですよね」と喜んでいた。

 同作は小説家・井上靖の自伝的小説「わが母の記」を、『クライマーズ・ハイ』などの原田眞人監督が映画化した家族ドラマ。老いた母親との断絶を埋めようとする小説家の姿を映し、母の強い愛を描いていく。主人公の小説家には役所広司、母には樹木希林、そして小説家の娘に宮崎あおいがふんし、日本を代表する演技派俳優たちの共演に注目だ。(取材・文:中村好伸)

映画『わが母の記』は公開中

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