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浅野忠信「高倉健に似ている」の声も!インディーズからハリウッド映画への転身語る

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自身のキャリア選択についても、あくまで自然体であると語った浅野忠信
自身のキャリア選択についても、あくまで自然体であると語った浅野忠信

 1日、有楽町の日本外国特派員協会で、映画『バトルシップ』の記者会見が行われ、劇中で自衛官ナガタを演じ、準主役級の活躍を見せる俳優の浅野忠信が外国人記者からの質問に応じた。

浅野忠信出席 映画『バトルシップ』日本外国特派員協会会見フォトギャラリー

 浅野にとって本作は、昨年公開の『マイティ・ソー』に続くハリウッド進出作となる。会見には、数々のインディーズ映画に出演してきた浅野のことを知る外国人記者も多く来場。それだけに、ハリウッドメジャー作品への進出という、意外なキャリア選択について質問が飛んだ。

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 それを受けた浅野は、「1990年代には多くのインディーズ映画が撮られていて、たままたまそこに僕の役割があったからインディーズの映画に出ている人、ということになっていました。もちろんそれはありがたいことです。でも今そういう映画は少なくなって、僕の役割も変わってきた」と現在の心情を吐露。

 さらに「もしアメリカに行くなら、こういう大きな映画に出たいと思っていた」と語る浅野は、「そういう意味では、チャンスをいただいたからこそ仕事ができている。でも何年か後に(他人から)どう見られるのかは僕にもわからない。僕は計画を立ててキャリアを決めるタイプではないので、将来はアクションスターになっているかもしれませんし、インディーズ映画に出続けているかもしれない。どちらにしても、そのときに(俳優として)存在していられればいいですし、もらえる役があれば一生懸命やるだけです」とキャリア選択についても常に自然体であることを強調した。

 会見中には、浅野のことを「高倉健に似ている」と指摘する記者も登場。そのコメントに浅野は「高倉さんは日本でナンバーワンの俳優。高倉さんがいなければアメリカで頑張ろうと思わなかった」と述懐。「実際にお仕事をさせていただいたときにお話をさせてもらったんですが、『これからもがんばってよ』と尊敬する俳優に期待してもらえたのがうれしかった。そういう人に楽しんでもらえるような映画に出たい」と先輩への思いを語っていた。(取材・文:壬生智裕)

映画『バトルシップ』は全国公開中

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