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アニソン界の帝王・水木一郎、40年間歌ってきたアニソン替え歌に「最初は抵抗がありました」

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 29日、赤坂のTBS放送センターで、「さんまのスーパーからくりTV 2012年春SP 第10回芸能人かえうた王決定戦」に出場する水木一郎が、渡辺英樹プロデューサーと共に番組リハーサル後の取材に応じた。

 「芸能人かえうた王決定戦」は、有名アーティストや歌のうまい芸能人が、替え歌を本気で披露する企画。1970年代から数々のアニメ主題歌を歌い、アニメソング界の帝王と言われる水木は番組出演6回目となり、今回番組を代表する存在として登場した。

 「最初に替え歌をやれと言われたときは、そりゃ抵抗が有りました。40年間歌ってきたアニソンを変えていいのだろうかという。そのアニメのファンや、作った作詞家の方に怒られたらどうしようと怖かったです」と出演当初を振り返る水木。しかし、「やってみたら作詞家の方はじめ皆さん協力的で。評判も良くて、自分もアニソン復旧のために頑張ろうと思いはじめました」と笑顔を見せる。

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 すでに優勝も経験、番組ではすっかりお馴染みの顔となり、「マフラーが有ること、替え歌を歌うこと。そのイメージが定着するといいなと思いながらいつもやっています。街でも『かえうた見ていますよ』と声を掛けられることも多くなりました」とうれしそうな表情の水木。優勝者は出場できないルールのため、現在はサプライズ演出など、工夫を凝らして出演する水木は、4月15日放送の第10回に「水木一郎軍団」として登場するという。

 最後に水木は、明石家さんまとのトークについて「もっと、さんまさんの話を聞きなさい」とテレビを見た夫人に怒られているエピソードを明かし、「録画を見たら、確かにさんまさんの話をちっとも聞いてないんだよね。今回は聞かなきゃね」と苦笑い。やる気十分の表情で「本番を楽しみにしていてください」と自信をのぞかせた。(取材・文 名鹿祥史)

「さんまのスーパーからくりTV 2012年春SP 第10回芸能人かえうた王決定戦」はTBS系で4月15日 19:00から放送

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