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『猿の惑星』が2週連続トップ! 日本アカデミー賞最多『八日目の蝉』が16位からベスト10内に

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『猿の惑星』が強さを見せる中、アカデミー効果もあってか、『八日目の蝉』が8位にランクアップ!
『猿の惑星』が強さを見せる中、アカデミー効果もあってか、『八日目の蝉』が8位にランクアップ! - (C) 2011「八日目の蝉」製作委員会

 3月5日付けのTSUTAYAレンタルDVD/ブルーレイランキングは、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』が2週連続で1位となった。宣伝販促展開ではウェブプロモーションにも力を入れ、GyaO!で特集ページを作ったり、オリジナルの『猿の惑星』を無料配信。また約2,000店のSoftBankショップ店頭で映像を流した。これらのPRがレンタル増に貢献したものと思われる。

日本アカデミー賞効果もあってランクアップ!映画『八日目の蝉』場面写真

 4位から6位には初登場作品がランクインした。4位はジェイソン・ステイサム主演のクライム・サスペンス『ブリッツ』。劇場公開時は初登場トップ10圏外だったので、レンタルで人気が大幅にアップ。5位は『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』。TSUTAYA限定のレンタルで店頭に大量陳列され、TSUTAYA CLUB MAGAZINE 3月号では3ページを紹介に当てる強力プッシュだったが、レンタルに強いジェイソン・ステイサム作品には一歩及ばなかった。

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 6位はラッセル・クロウ主演のサスペンス・アクション『スリーデイズ』。こちらも劇場公開時は初登場トップ10圏外だったので、レンタルで人気がアップした。公開時のポスターはクロウがサングラスをした顔のアップに「逃げ切れるのか」という宣伝コピーを付け、サスペンス色が強かったが、DVDのジャケットではクロウが拳銃を持つビジュアルに変えてアクション色を打ち出した。これがレンタルのコアユーザーにアピールしたものと思われる。

 8位には先週16位の『八日目の蝉』がランクイン。3月2日に発表された日本アカデミー賞で作品・主演女優など最多10部門で受賞しており、この話題性がレンタルアップにつながった。

今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)。
1位『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(1位)、2位『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(3位)、3位『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2位)、4位『ブリッツ』(初登場)、5位『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』(初登場)、6位『スリーデイズ』(初登場)、7位『コンテイジョン』(4位)、8位『八日目の蝉』(16位)、9位『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(14位)、10位『プリンセス トヨトミ』(8位)

 来週は『はやぶさ/HAYABUSA』(3月7日レンタル)、『モテキ』(3月9日レンタル)と邦画の話題作が登場。『猿の惑星』が3週連続首位を獲得するか、大ヒット作『モテキ』が何位にランクインするのかに注目したい。(取材・文:相良智弘)

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