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GACKT、声優の魅力をとことん語る!あこがれは「機動戦士ガンダム」の声優陣!

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声優の魅力について語ったGACKT
声優の魅力について語ったGACKT

 世界的人気のロールプレイングゲーム「Dragon Age:Origins」を、『あしたのジョー』の曽利文彦監督がフルCG長編アニメーションに作り上げた『ドラゴンエイジ-ブラッドメイジの聖戦-』で主題歌と声優を担当したGACKTが、ボイスアクトの醍醐味(だいごみ)や「声」の魔力について語った。

映画『ドラゴンエイジ -ブラッドメイジの聖戦-』フォトギャラリー

 劇中で「ナイトコマンダー」という騎士団の長を演じたGACKTは、「ピュアな悪でいられた」のが楽しかったという。普段から善人扱いされるよりは、悪いやつだと思われていたのに「こいつ意外といいヤツだったんだ!?」と思われるほうが楽だという口調もまんざら冗談ではなさそうだ。

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 本作では、実年齢よりもかなり年長の人物を渋みのある声で熱演したGACKTだが、「僕の声はまだまだ二流だね」と謙遜(けんそん)する。「機動戦士ガンダム」シリーズ、それもいわゆる「ファースト・ガンダム」の熱烈な信奉者である彼は、その声優である池田秀一氏や銀河万丈氏らと会ったときには死ぬほど緊張したといい、周囲も「あんなに緊張していたGACKTは見たことがない」と思わず同意するほどだ。

 自称声フェチ&話し方フェチだというGACKTは、彼らのように「声の魔法」を使える人たちと話をするだけで3日は黙っておいしく酒が飲めるのだと断言。キャラクターに魂を吹き込むことができる人たちの声には、普通の人よりもパワーがあり、それはまさに「言霊」とも言えるほどだとか。だからこそ、彼にとって女性の美しい声や話し方は、非常にポイントが高いという裏話も披露した。

 自分はよく何でもできると人に誤解されるが、まったく逆で、実は何にもできないんだと率直に語るGACKT。自分にもし一つだけ才能があるとしたら、それは「あきらめないこと」だと明かした。そんな彼が本気度100パーセントで挑んだ本作。その迫力に、ぜひ目を凝らして観てもらいたい。(取材・文:平野敦子)

『ドラゴンエイジ-ブラッドメイジの聖戦-』は公開中 ブルーレイ&DVDは5月25日発売
主題歌「Until The Last Day」は発売中

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