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渡部篤郎、妻を亡くした心霊現象探求家に!直木賞作家・道尾秀介のデビュー作がついにドラマ化!

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同ドラマで主演を務める渡部篤郎
同ドラマで主演を務める渡部篤郎

 渡部篤郎が、直木賞作家・道尾秀介のデビュー小説を原作にしたBS日テレ ドラマ・プレミア「真備庄介霊現象探求所シリーズ『背の眼』」で主演を務め、成海璃子平山浩行と共演することが明らかになった。同作は、BS日テレ初のオリジナル・ドラマだ。

 原作は、本格ミステリーをベースに、誰もが抱いている醜いエゴイスチックな感情を描いた作品として高評価を受けている作品。心霊現象に対して懐疑的であるものの、死んだ妻への思い故に<霊>を追い求めずにはいられない心霊現象探求家・真備庄介と、その義理の妹で助手の北見凛、そして作家・道尾秀介の三人が怪奇現象や不思議な事件にかかわるホラー・ミステリーだ。

 原作を楽しんだという主演の渡部は、役柄について「不思議な人物像ですが楽しいキャラクターで、秘めた悲しみのあるという難しい役ではありますが、原作で描かれている雰囲気を表現したいと思っております」とコメント。凛役の成海、道尾役の平山も渡部との共演を楽しみにしており、三人の演技のアンサンブルも本作の見どころの一つとなっている。

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 主人公を演じる渡部には、新井久子プロデューサーも「主人公・真備のイメージを何倍にも広げて、うれしい裏切りを与えてくれると思っています」と期待を寄せる。一方で成海については、真備の理解者である凛と重なる部分が多いと明かしており、「その役名の通り、凛とした姿と、深い愛情を持つやわらかさと、その両面のイメージを持つ成海さんに演じてもらいたいと思いました」と理由を説明している。

 本作で重要になっているのは「家族愛」「科学的視点での冷静な分析」「的確な行動力」とどれも現代の日本に必要とされているもの。それらを声高にさけぶのではなく、物語に見事に昇華させているのは、原作はもちろん、初のオリジナル・ドラマである本作に懸ける製作陣の手腕だろう。物語の中心となっている謎だけでなく、霊現象についてのうんちくや、舞台になっている土地の歴史・風土も併せて楽しみたい作品だ。(編集部・福田麗)

BS日テレ ドラマ・プレミア「真備庄介霊現象探求所シリーズ『背の眼』」は3月31日夜9時~10時54分に放送

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