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池田愛16歳のセーラー服姿に世界がわく!サンダンス映画祭で注目の邦画『ももいろそらを』が初お披露目!

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小林啓一監督と池田愛-サンダンス映画祭にて
小林啓一監督と池田愛-サンダンス映画祭にて - Photo:Miyuki Takamatsu

 現地時間1月20日、インディペンデント映画の祭典といわれ世界から注目されているサンダンス映画祭の「ワールドシネマ・ドラマティック・コンペティション」部門で賞レースに参加している日本の『ももいろそらを』の1回目の上映が終了、主演の池田愛がキャラクター通りのセーラー服姿でサプライズ登場すると、満員の会場は一気に盛り上がり、Q&A終了後も会場ではセーラー服姿の16歳の池田愛と一緒に写真を撮ろうとする来場者達に囲まれ、最後は映画祭運営スタッフに強制終了されるほどの好評を得た。

 19日から開催されているサンダンス映画祭だったが、アメリカ北西部の降雪の影響で、一部の映画関係者の到着が遅れるなど、映画祭会場では多少の混乱が生じている。今日の上映中にぎりぎりでサンダンス入りし、何とか1回目のQ&A登壇に間に合った主演・池田愛だったが、本編中で使用したセーラー服を着用した彼女が、小林啓一監督に呼ばれて舞台に上がると、会場では驚きの声と「かわいい!」というため息がもれた。

 会場では「池田愛さんを起用した理由」という質問が飛び、小林監督が「何人かオーディションをした中で彼女が一番ボンヤリしていたから。」と理由を述べると、会場からは大きな笑いが起き、小林啓一監督も「海外の人のほうがリアクションが大きくて面白いですね。」と会場の反応を楽しんでいた。

 今回、国際映画祭に初参加した小林啓一監督は「映画のプロが一同に介するインディー映画の登竜門と言われているサンダンス映画祭で、目の肥えたお客様に見てもらえる機会を与えられ、大変光栄に思う」とコメントした。

 昨年9月末に来日して、今年の本映画祭での日本映画選定に奔走していたプログラム・シニアディレクターのジョン・ナイン氏も「この映画は「静けさと平和の中に、人生のとても重要なものが隠されていて、それを発見していく楽しみが、最大の魅力。」と本作を絶賛しており、「これからも、素晴らしい日本のインディー映画をどんどん発掘していきたい。」と今後の抱負を述べている。

 サンダンス映画祭は29日まで開催、現地での唯一の日本映画ということもあり、すでに一部の批評家からは高い注目を得ており、受賞の結果が多いに期待されているようだ。(高松美由紀/ Miyuki Takamatsu)

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