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「怪物くん」が圧倒的な強さで初登場首位!『ステキな金縛り』は250万人を動員し『カイジ』も100万人突破!!

映画週末興行成績

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怪物くんが10代の支持を集めナンバーワンに!
怪物くんが10代の支持を集めナンバーワンに! - (C) 藤子スタジオ、小学館 / 2011「映画 怪物くん」製作委員会

 今週の国内映画興行ランキングは、嵐の大野智主演『映画 怪物くん』が圧倒的な強さで初登場首位を獲得、配給元の東宝では「興収40億円に向けて大ヒットスタート」として期待を寄せている。

映画『映画 怪物くん』写真ギャラリー

 全国446スクリーン(3D版は370スクリーン)で公開された本作の初日2日間の成績は、動員が43万1,093人、興収が5億8,103万8,150円。そのうちの全体の約70パーセントが3D版を鑑賞した。客層の男女比は10対90で女性客が圧倒的。年齢別では16~19歳が24.7パーセント、13~15歳が21.4パーセント、30代、40代がそれぞれ14.9パーセント、20代が12.7パーセントという結果に。中高生を中心とした10代が約半数近くを占めるだけでなく、30代、40代の会社員、主婦などからも幅広い支持を集めたようだ。また、カップル、ファミリーを中心とした複数での来場が全体の約9割を占めており、これからの冬休みに向けて、さらなる口コミが期待されている。

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 本作を鑑賞した動機として、「テレビドラマ版が好きだから」「嵐の大野智の出演作だから」がそれぞれ40.3パーセントとなり、合わせて80パーセントを超える高い支持率で、藤子不二雄Aの原作および嵐人気の強さを印象付けた。また、本作製作の日本テレビを中心に100本以上のテレビ番組、そして100を超える紙媒体にも登場し、主演の大野が積極的にPR。その甲斐あって、本作を観ようと思った情報源についても、「テレビの情報番組やバラエティー番組を観て」が23.2パーセント、「怪物くんスペシャルでの告知」が15.8パーセントと高い数値を記録している。

 2位とワンランクダウンした『ステキな金縛り』だが、初日から30日間の累計動員は262万2,117人、累計興収が32億3,818万8,650円となり、早くも動員250万人、興収30億円を突破している。そして3位の『カイジ2~人生奪回ゲーム~』も初日から23日間の累計動員が103万7,128人、累計興収が13億4,087万7,550円となり、動員が100万人を突破。今週はベスト3を東宝作品が占めた。

 公開3週目となる『マネーボール』は4位でワンランクダウン、『アントキノイノチ』は5位で同順位をキープ。公開5週目の『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は6位で2ランクダウンという結果になった。そして7位は『ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊』が初登場ランクイン。全国465スクリーンでの公開で、初日2日間成績は動員4万750人、興収5,403万1,300円という結果になった。

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 また、公開5週目の『映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪』が2ランクダウン、公開3週目の『コンテイジョン』はワンランクダウン、同じく公開3週目の『インモータルズ -神々の戦い-』は3ランクダウンという結果になった。さらに惜しくも圏外だが、『アーサー・クリスマスの大冒険』が11位初登場となっている。

 今週末は『映画 けいおん!』『50/50 フィフティ・フィフティ』『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』が公開予定となっている。(ランキングなどは興行通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)

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