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『ハリポタ』シリーズの特殊メイクの裏側に迫る!特別メイキング映像が公開!

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どこかシュールな光景ですが……その目つきは真剣そのもの!
どこかシュールな光景ですが……その目つきは真剣そのもの! - (C) 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. HARRY POTTER PUBLISHING RIGHTS (C) J.K.R. HARRY POTTER CHARACTERS, NAMES AND RELATED INDICIA ARE TRADEMARKS OF AND (C) WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED

 初動売り上げが2011年発売の映画DVDで最高枚数を記録したことでも話題の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のブルーレイに収録されている映像特典より、同シリーズの特殊メイクのすごさをまざまざと見せつけるメイキング映像が公開されている。今回の映像では、ゴブリンのメイクやマスクの制作過程に密着。制作者のこだわりにはシリーズのファンであればあるほど、驚かずにはいられないはずだ。

『ハリポタ』ゴブリンはこうして作られた!特別映像PART11

 同映像中で明かされたところによると、シリーズ第1作の映画『ハリー・ポッターと賢者の石』に登場したゴブリンの数は約50。その内の7~8人のみが特殊メイクを施された役者であり、背景用には約40のマスクが用意されたという。それだけでも壮観だったが、シリーズ最終章となる『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』では、特殊メイクのゴブリンが何と45人も登場する。しかもそれらはただ同一のものに仕上げられたのではなく、スタッフの一人が「一つ一つ違うものにしたかったのです」と明かすように、普通の人間同様、一人一人、違った顔つきをしているというから驚きだ。

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 また、マスクを作る上でも、メイクアップアーティストに彫刻家として活躍している人物を起用するという念の入れよう。皮ふの質感を表現するためにはしわの一つたりとも手を抜くことは許されず、かつらもまとめて作るのではなく、一つ一つ、手作業で制作されているなど、その作業量を考えると気が遠くなる。たった一つを完成させればいいのならともかく何十個と制作しなければならないため、生産ラインの統率には気を使うといい、スタッフは「僕らにとって最大のチャレンジだ」と本作での仕事を振り返っていた。

 ゴブリンに限らず、『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の生物たちは、現実世界に存在しないからこそ、スクリーンを通してその存在に説得力を持たせることができなければいけない。ストーリーに没頭しているはずの観客に一瞬でも「作り物かな?」と思われたら、その瞬間、『ハリポタ』の世界観が崩れてしまうからだ。それだけに、作業するスタッフの目つきも真剣そのもの。派手なアクションシーンなどに目を引かれがちではあるものの、今度シリーズを観る際には、メイクやマスクの造形などに注目してみるのもオススメ。見終わった後には、これまでとはまったく違った感想を抱くはずだ。(編集部・福田麗)

DVD&ブルーレイ『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は発売中 税込み価格: 2,980円(DVD)、3,980円(DVD&ブルーレイセット)ほか複数仕様あり

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