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加藤和樹、体重5キロ落としてヴァンパイア役に挑戦!かつ丼を前に人間の血を吸いたいという枯渇感を理解?

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(左から)牧田、馬場、柳下、加藤、後藤監督
(左から)牧田、馬場、柳下、加藤、後藤監督 - (C)2011「ヴァンパイア・ストーリーズ」製作委員会

 9日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲にて、映画『ヴァンパイア・ストーリーズ BROTHERS』と『ヴァンパイア・ストーリーズ CHASERS』公開記念舞台あいさつが行われ、後藤光監督、出演の柳下大(D-BOYS)、加藤和樹、馬場徹、牧田哲也(D-BOYS)らのイケメンが勢ぞろい、会場の女性たちの視線をくぎ付けにした。

 本作は、ヴァンパイアを主人公にした物語だが、特に「純血種のヴァンパイア」の加藤は、劇中でも使用したという長い黒のロングコートで登場。怪しげな色気をまとった出演者たちに、会場からはうっとりしたため息がもれた。

 『BROTHERS』で柳下演じる弟セイを守る兄アイ役を演じた加藤は、ヴァンパイア役のために、体重を5キログラム落としたと告白。「そういうときに限って、(撮影)現場で(食事用に)かつ丼が出たりするんですよ。おかげで『人間の血を吸いたい』というヴァンパイアの恨みみたいなのがわかった」と観客の笑いを取るも、「たったひとりのセイという肉親のために、命をささげてもいいという気持ちで演じた」とまじめな面持ちで語った。

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 そんな兄に守られる弟役について柳下は、「難しかった」そう。「急にお兄さんが現れて、ヴァンパイアになっちゃって、友達もいなくなり、結構さみしかった。でもそこを意識して演じました」と素直な姿を見せた。

 『CHASERS』で、ヴァンパイアになってしまうシュウを演じた馬場は、「自分もふだんゆるいかんじなので、役柄と同じように演じた」とのこと。そのシュウを助ける200年生きてきたヴァンパイア・アサギ役の牧田は、劇中、和服姿で登場するそうで、ほかの共演者たちから、「マッキー(牧田)がものすごくかっこいいので、ぜひ観てください」と口をそろえて称賛され、「ちょっと、ハードル上げすぎですけど!」としきりに照れていた。

 『ヴァンパイア・ストーリーズ BROTHERS』は、ヴァンパイアの血を引くセイ(柳下大)の前に、5年前に失踪した兄・アイ(加藤和樹)が突然現れたのをきっかけに起こる悲劇を描く。『ヴァンパイア・ストーリーズ CHASERS』は、アイに襲われてヴァンパイアになってしまったシュウ(馬場透)が、200年生きてきたヴァンパイア・アサギ(牧田哲也)の助けを得ながらアイを追うも、さらなる悲劇に巻き込まれていく。お互いがリンクするストーリーとなっており、「すれ違いの愛」をテーマにそれぞれの7日間を映し出す。(取材・文:尾針菜穂子)

映画『ヴァンパイア・ストーリーズ BROTHERS』は公開中、『ヴァンパイア・ストーリーズ CHASERS』は10月15日より公開

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