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73歳にして現役AV監督の代々木忠がトークショー!AV界の生きた伝説を前に観客の女性がいきなり出演立候補し公開面接

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AV界の“生きた伝説”、ヨヨチュウこと代々木忠監督
AV界の“生きた伝説”、ヨヨチュウこと代々木忠監督

 11日、新宿の紀伊國屋ホールで映画『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』DVD発売記念トークイベントが行われ、本作の主役である代々木忠監督が登場、石岡正人監督、AV男優の太賀麻郎、AV男優の市原克也、AV女優の管野しずか、AVライターの東良美季ら、ヨヨチュウの薫陶(くんとう)を受けた後輩たちが応援に駆け付け、ディープなヨヨチュウワールドをひも解いた。

映画『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』場面写真

 AV界の巨匠・代々木忠監督は、73歳にして今なお現役監督として活動中であり、販売本数累計700万本、監督作品数536本という記録を更新中というAV界の“生きた伝説”。ファンからは“ヨヨチュウ”の愛称で親しまれている代々木監督だが、今回演劇のメッカである紀伊國屋ホールに立ってみて「昔は紀伊國屋ホールでこんなことをするなんて想像もつかなかった。すごい時代ですね」としみじみ語った。

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 抑圧された女性の本性を開放し、「本当の映像的興奮とは何か」「人間にとってのエクスタシーとは何か」という哲学的な命題を視聴者に突きつける代々木監督のAVは映画、ドラマ、ドキュメンタリーといったジャンルを超えた「映像的革命」として孤高の位置を占めているが、「ザ・面接」シリーズでAV女優デビューしたAV女優の管野しずかもその意見に同意する。「わたしもこの仕事を始めるまでは、AV業界というものはろくな業界じゃないと偏見に満ちていました。でも代々木さんの現場は言葉では言いづらい愛に溢れた現場で、すごく感動したんです」と振り返る。「30年近いAV監督生活の中で、心に傷を抱える女性たちにそっと寄り添い続け、彼女たちを『肯定』し続けることで面白いAVを作り上げてきた」と東良が評価する通り、多くの女性たちが代々木監督の現場に救われてきた。

 この日の観客は監督の熱狂的なファンが集まっており、この際とばかりに代々木監督に鋭い質問をぶつけた。「一般の人がAV業界の人と付き合うのは嫉妬などの感情もあって難しいのでは?」という質問には性的に円熟した女性を指し、「母性が開いて相手を包み込むことができるからね。それを体験していない娘は嫉妬の感情が起きるし、許せない。大丈夫でない人は女の喜びを知らないんだね」と性の求道者ヨヨチュウらしい名言も飛び出した。

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 さらに「みんなが楽しそうにセックスをしていてこんなに興奮したAVはなかった。ヨヨチュウさんのAVに出たいんですが、どうやったら出られますか」と直訴する女性も現れ、後期ヨヨチュウ作品を支える“面接隊長”ことAV男優の市原克也が面接官にあたる公開オーディション的な「ザ・面接」が開催されるという一幕も。最後に代々木監督が「一応、現場の了解を得たからとプロデューサーに連絡してごらん」と合格のお墨付きを与え、会場からは大きな拍手が起きるなど、大盛り上がりのうちにイベントは幕を閉じた。(取材・文:壬生智裕)

映画『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』DVDは角川書店より発売中(税込:4,935円)

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