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メル・ギブソン、親権争いに結審!家と養育費を子どもに、75万ドルの慰謝料を元カノに

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ロサンゼルス郡上級裁判所に出廷したメル・ギブソンとオクサナ・グリゴリエヴァ-8月31日
ロサンゼルス郡上級裁判所に出廷したメル・ギブソンとオクサナ・グリゴリエヴァ-8月31日 - Kevork Djansezian / Getty Images

 31日(現地時間)、メル・ギブソンが元カノのオクサナ・グリゴリエヴァとの間で裁判をしていた子どもの親権争いについて、ロサンゼルス郡上級裁判所で結審されお互いが同意に至ったことがわかった。

 メルとオクサナが出廷する裁判所で、ロサンゼルス郡上級裁判所のビーター・リヒトマン判事が読み上げた判決内容は以下のとおり。「オクサナと現在1歳9か月の娘ルチアは、今住んでいるメルが購入した家にそのまま住み続けることができる。そして第三者と一緒であればメルはいつでも娘を訪ねることができる。ただし、ルチアが18歳になれば家は売却し、その売却益のすべてはルチアのものになる。またオクサナに対する慰謝料75万ドル(約6,000万円 / 1ドル80円で計算)をメルが3回に分けて支払う。さらにメルの離婚申請中の妻であるロビン・ムーアに支払っている子どもの養育費と同じ金額をルチアにも支払う」というものだ。ただし、メルとオクサナの間には取り決めがあり、オクサナが録音し所有するメルがオクサナを口ぎたなくののしったテープを公表したり、オクサナがメルとの間に何があったのかを暴露本として出版したりした場合、75万ドルの支払いは無効になるという。またオクサナは今回の条件をスムーズに通すためか、すでにメルに対するドメスティック・バイオレンスの訴えを取り下げており、メルがこの条件を素直に履行していけば今後二人が裁判で争うことはなさそうだ。

 実はメルはまだロビンと正式に離婚ができておらず、2009年に離婚申請を開始したものの財産分与でなかなか折り合いがつかなかったのだが、今年6月末にようやく財産を平等に分けることで合意に至り、やっと正式に離婚が成立する見通しになっている。これでやっと身辺が整ったメル。今後は本業にじっくりと取り組んで役者・監督としての輝きを取り戻してもらいたい。(Bang Media International)

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