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『オースティン・パワーズ』悪役演じたアジア系俳優に集団レイプの罪で有罪判決!多数の余罪も

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 先日シリーズ最新作製作の可能性が報じられた、マイク・マイヤーズ主演の大ヒットスパイコメディー『オースティン・パワーズ』に悪役として出演、2008年に強姦(ごうかん)事件の容疑者として逮捕されたアジア系アメリカ人俳優のジョー・サンに、有罪判決が下されたとTMZ.comが報じた。

 ジョーは韓国に生まれアメリカで育った韓国系アメリカ人で、『オースティン・パワーズ』には靴を投げて攻撃してくるランダム・タスクという名の悪役として登場する。検察によると、ジョーは1990年のクリスマス・イブ、仲間と共に当時20歳の女性を拉致。拳銃で被害者を殴って脅し、車の後部で集団で暴行・拷問を加えた。ジョーたちは拳銃を陰部に挿入するなど、激しい性的な暴行を幾度にもわたって加え、裸のまま彼女を置き去りにし逃亡。犯人は長らくわかっていなかったようだが、現場に残された体液とジョーのDNAが一致したことで容疑が固まり、2008年に逮捕されていた。

 ジョーは総合格闘家としての活動が主で、日本でも何度か来日して試合を行っていた。角田信朗とも対戦し、ハッスルに登場したこともあるなど、格闘技ファンの間では名を知る人も多いようだ。ジョーは9月19日に再び法廷にて宣告を受けることとなっており、最大で15年の懲役を科される見込み。ジョーはほかにも多数の余罪で起訴されているという。(編集部・入倉功一)

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