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元ストリッパーの『JUNO/ジュノ』脚本家、監督デビュー 信仰がテーマのコメディーに

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初監督を務めることになったディアブロ・コディ
初監督を務めることになったディアブロ・コディ - Michael Tran / FilmMagic / Getty Images

 映画『JUNO/ジュノ』でオスカーを獲得した脚本家ディアブロ・コディが、次回作『ラム・オブ・ゴッド(原題)/ Lamb of God』で監督デビューを飾るとハリウッド・リポーターが報じている。ディアブロは元ストリッパーという異色の経歴が注目を集めた女性脚本家で、最近は映画『ジェニファーズ・ボディ』の脚本やテレビドラマの企画などを手掛けていた。

ディアブロ・コディが脚本を務めた映画『ジェニファーズ・ボディ』場面写真

 ディアブロ・コディが初監督を務める映画『ラム・オブ・ゴッド(原題)/ Lamb of God』は、ハリウッド・リポーターによると、飛行機事故で信仰を失ってしまった女性がラスベガスを目指す途上で再び信仰を取り戻すまでを描いたコメディー作品。スマッシュヒットを記録した『JUNO/ジュノ』でもコメディー色を前面に出している一方で、少女の妊娠や夫婦の擦れ違いなどの深いテーマを描いたディアブロだけに、信仰をテーマにした本作も期待できそうだ。『JUNO/ジュノ』『ジェニファーズ・ボディ』同様、Mandate Picturesが製作を、メイソン・ノヴィックがプロデューサーを務めることが発表されており、初監督となるディアブロをサポートしていく体制は万端。今後、製作側は早々にキャスティングを決定して撮影に臨む予定だ。

 信仰をテーマにしたコメディー作品といえば、最近ではコーエン兄弟の映画『シリアスマン』がある。同作はヨブ記を下敷きにしたもので、アカデミー賞では作品賞・脚本賞にノミネートされるなど、アメリカでは高い評価を得た。シニカルな笑いを持ち味とするコーエン兄弟とは笑いの方向性が異なるものの、ディアブロの作品はそれに続くヒット作となるかも? 『JUNO/ジュノ』ではエレン・ペイジマイケル・セラ、『ジェニファーズ・ボディ』ではミーガン・フォックスアマンダ・セイフライドという若手実力派俳優を起用しただけに、本作では誰がキャスティングされるのかにも注目したい。(編集部・福田麗)

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