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佐藤浩市、被災地に熱いエール「完全に傷が治るとはいかないけど、ひとつ前に進んで頑張っていただきたい」

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真剣な面持ちで、被災地へエールを送る佐藤浩市
真剣な面持ちで、被災地へエールを送る佐藤浩市

 16日、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2011」のオープニングイベントが表参道ヒルズのスペース オーで行われ、佐藤浩市石井竜也松木安太郎氏、別所哲也、そして司会のLiLiCoが登壇した。

佐藤浩市出演映画『アンフェア the answer』場面写真

 同映画祭では東日本大震災に伴い、チャリティー活動企画第1弾として「チャリティーショートフィルムプロジェクト」を実施。笑顔をテーマに全世界から集めた写真とシンガーソングライターEMI MARIAの楽曲により紡がれた「チャリティショートフィルム」が初公開された。同作でスーパーバイザーを務めた俳優の佐藤は「100人に一人でも何かそこに勇気づけられることがあるのであれば、われわれは続けていかなければならないし、発信しなければならないと思いました」と製作の意図を説明。さらに、目をうるませながら「完全に傷が治る、全部修復する、とはいかないけど、ひとつ前に進んで、それを追いながらもフィックス(修理)する、そういうふうでありたい、それが人ではないかと思う。頑張っていただきたい」と被災地に向けてエールの言葉を送った。

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 また、イベント後の囲み取材で佐藤は、映画祭にちなみ「監督として活動してみては?」と聞かれると「僕は作り手の側には行かず、カメラの内側だけにいたい。生涯で思うところがあればやるかもしれないけど、今現在それはないです」と俳優業に専念する気持ちも明かしていた。

 この日はほかに「話題賞」の授賞式やJリーグ20周年記念タイアップ企画「フットボールプログラム」の発表も開催。「話題賞」ではアーティストや映画監督として活躍する石井が選ばれ、同映画祭実行委員代表で俳優の別所よりトロフィーを授与された。

 同映画祭は、日本で生まれ今年で13回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。米国アカデミー賞の公認映画祭でもあり、グランプリはアカデミー賞短編部門ノミネート選考対象となる。なお今年は104か国から過去最多の4,200本以上の作品が集まり、期間中は厳選された約100作品が上映され、最終日にはグランプリが発表される予定だ。(取材・文:中村好伸)

「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」は6月16日~6月26日まで開幕。会場と日程は以下のとおり
表参道ヒルズ スペース オー(6月16日~6月19日)
ラフォーレミュージアム原宿(6月22日~6月26日)
TOHOシネマズ六本木ヒルズ(6月17日・18日)
シネマート新宿(6月17日~6月24日)
ブリリアショートショートシアター(6月18日~6月26日)

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