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中谷美紀「阪急沿線で暮らしたい」と思い入れを語る 『阪急電車』ご当地関西で先行公開し満足度98.7%の好発進!

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公開初日のイベントに登場した左から谷村美月、宮本信子、中谷美紀、戸田恵梨香、南果歩
公開初日のイベントに登場した左から谷村美月、宮本信子、中谷美紀、戸田恵梨香、南果歩

 23日、映画『阪急電車 片道15分の奇跡』が、関西で先行公開され、物語の舞台となった阪急今津線・阪急西宮北口駅前のTOHOシネマズ西宮OSにて、主演の中谷美紀をはじめ、戸田恵梨香宮本信子南果歩谷村美月三宅喜重監督、原作者の有川浩登壇の舞台あいさつが行われた。本作は、土日2日間の合計で4万4,166人を動員し、興行収入5,815万4,800円を記録。関西地区32スクリーンでの同成績は、まさに大ヒットスタートといえる。

映画『阪急電車 片道15分の奇跡』写真ギャラリー

 配給会社が行ったパソコンと携帯を使ったアンケートによると、映画の鑑賞動機として、42.4%と最も高かったのが、「阪急電車が舞台の映画だから」とご当地映画ならではの結果となった本作。初日舞台あいさつに駆け付けた観客には、エキストラとして出演した人も多く、中谷は見知った顔が多いことに感動し、「地元の多くの人の協力があって初日を迎えられました。ありがとうございます」と感謝の意を述べ、「関西に住むことがあれば、阪急沿線で暮らしたいです」とすっかり映画の舞台に魅せられたことを明かした。

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 阪急電車を利用する人々、それぞれの人生を描き、電車に偶然乗り合わせた人々が交流し、心温まるストーリーを紡いでいく様子を描いた『阪急電車 片道15分の奇跡』。同アンケートで行った作品の満足度に関する調査では、73.4%の人が原作を読んでいると答える中、「非常によかった」(77.2%)と「よかった」(21.5%)を合わせて98.7%と近年まれに見る満足度の高さを示した。初日に訪れた観客の客層は39:61で女性が6割、年齢別では30代が最も高く25.3%、次いで20代、40代がそれぞれ21.5%、50代が12.7%、16歳から19歳が11.4%と続き、職業別で見ると、会社員が63.3%と圧倒的なOLの支持を受けた本作。全国での興行にも期待がかかる。(編集部・島村幸恵)(数字などの情報は配給調べ)

映画『阪急電車 片道15分の奇跡』は4月29日全国公開

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