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中村蒼、5年ぶり舞台は深作健太が演出!「ウェルかめ」のヒロイン倉科カナも出演!「生が一番!」と意気込み語る

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映画に舞台と出演作の相次ぐ中村蒼
映画に舞台と出演作の相次ぐ中村蒼 - 写真提供:日本テレビ

 俳優・中村蒼が5年ぶりの舞台で主演を務める「カレーライフ」について、意気込みを語った。映画『キミとボク』『ほしのふるまち』『行け!男子高校演劇部』と映画の主演も立て続けに決まり、注目を集める中村。また、本作では、向井理主演の映画『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』の公開も控える深作健太が演出を務めている。原作は、竹内真の同名小説で、NHK連続テレビ小説「ウェルかめ」でヒロインを務めた倉科カナ、テレビ番組「クイズ!ヘキサゴンII」でも人気の崎本大海などが脇を固めている。

 本作が5年ぶりの舞台出演となる中村は、この5年間で映画『恋空』『パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT』『大奥』『BECK』など話題作に立て続けに出演し、着実に成長を遂げてきた。そんな中村は、映画と舞台の違いを、「映像だと、目の前にいる相手の役者さんに自分の感情が伝わればいいと思ってお芝居をしているんです。で、それが見ている人にも伝わればいいなと。でも舞台の場合、目の前にお客さんがいるわけじゃないですか。だから相手の役者さんに伝えるプラス、お客さんにも伝えていかなければならない」と表現。舞台ならではの難しさに、「それは僕にとって、一つ大きな課題かなと思います。頑張りたいです」と意気込みを語った。

 「カレーライフ」は、昨年5月にフランスの劇作家、ロベール・トーマの「罠」を加藤和樹、辺見えみりで上演し、演出家デビューを飾った深作の舞台演出第2作。祖父が亡くなった日、いとこたち5人が結集し、カレー屋になろうと約束。13年後、中村演じるケンスケが、カレー屋の夢実現のため、いとこたちのいるアメリカやインドに飛び、いとこたちを再結集。カレー屋の夢が実現に向けて動き出すというストーリーだ。「舞台を客席で観ていて感じるのは、やっぱり生だってことが一番だと思います」と舞台の醍醐味(だいごみ)を語った中村。彼の新たな挑戦と、深作健太の舞台演出手腕に注目したい。

舞台「カレーライフ」は東京・天王洲 銀河劇場にて5月14日から22日まで上演
その後、大阪・森ノ宮ピロティホールにて6月4日、5日、石川・金沢市文化ホールにて6月10日、新潟・新潟市民芸術文化会館・劇場にて6月12日にて上演

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