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オノ・ヨーコ、ジョン・レノンのドキュメンタリー映画『レノンNYC』のためゲストで登場

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第54回ロンドン映画祭に登場したオノ・ヨーコ
第54回ロンドン映画祭に登場したオノ・ヨーコ - Ian Gavan / Getty Images

 第54回ロンドン映画祭が閉幕した。ダニー・ボイル監督映画『127アワーズ/127Hours』(原題)が公式クロージング作品として上映されたほか、オノ・ヨーコがゲストとして登場するなど、最後までエキサイティングなものとなった。

 オノはジョン・レノンのドキュメンタリー映画『レノンNYC/LennonNYC』(原題)の紹介のため登場。本作はマイケル・エプスタイン監督がニューヨークとレノンとの関係を追ったものだ。閉幕のレッドカーペットを『127アワーズ/127Hours』(原題)の主演ジェームズ・フランコらが飾ったほかにも、開幕から最終日までにはキーラ・ナイトレイからピーター・マンデルソンまでが登場、13万2千人の観客を集めた。 

 各賞の結果も発表された。オリジナルで創造的な作品に送られるベスト・フィルム賞には、ベルリン国際映画祭で銀熊賞も受賞しているアレクセイ・ポポグレブスキー監督映画『ハウ・アイ・エンディド・ディス・サマー/How I ended this Summer』(原題)が選ばれた。北極観測所で2人きりで業務をこなしつつ生活している青年と先輩格の男が、あるきっかけで緊迫した関係となる心理ドラマだ。

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 初監督に送られるサザーランド賞と最優秀イギリス新人賞の両方を『ジ・アーバー/The Arbor』(原題)のクライオ・バーナード監督がさらった。本作はワーキング・クラス出身の女性作家アンドレア・ダンバーを描いたもの。アルコールに溺れパブで亡くなったアンドレアは、残された娘もドラッグにはまり、幼子(アンドレアには孫にあたる)が誤飲し亡くなるという家族の悲劇の連鎖でも知られる。バーナード監督は、劇部分と実在の関係者が証言するドキュメンタリー部分をオリジナルな手法で混ぜ込んで見せている。

 ドキュメンタリー映画賞にヤヌス・メッツ監督がアフガン戦争を撮った『アルマジロ/Armadillo』(原題)が選ばれたほか、BFI(ブリティッシュ・フィルム・インスティテュート)フェローシップがダニー・ボイル監督に贈られた。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

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