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第13回英国インディペンデント映画賞、ノミネート作が発表 コリン・ファース主演作が有力

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コリン・ファース
コリン・ファース - Matt Carr / Getty Images

 12月に開催されるイギリスのインディペンデント映画賞(BIFAS)で、ノミネート作品が発表され、コリン・ファース主演の映画『ザ・キングズ・スピーチ/The King’s Speech』(原題)が、作品賞、監督賞などの主要部門でノミネーションを受けた。

コリン・ファース出演映画『シングルマン』写真ギャラリー

 本作は、エリザベス女王の父にあたるジョージ6世と、王の吃音(どもり)を直すために雇われたスピーチ・セラピストをめぐる物語。カナダで行われたトロント国際映画祭では最高賞にあたるピープルズ・チョイス・アワード(観客賞)を受賞し、来年のアメリカ・アカデミー賞でも最有力候補として挙がっている話題作。ノミネーションは、最優秀作品賞のほか、ジョージ6世を演じたコリンが最優秀男優賞、トム・フーパー監督が最優秀監督賞にあがり、さらにセラピストを演じたジェフリー・ラッシュと、王位を捨てた長兄エドワードを演じたガイ・ピアースがともに最優秀助演男優賞に、献身的な王妃のエリザベスを演じたヘレナ・ボナム・カーターは最優秀助演女優賞にノミネートされ、主要な出演者たちはすべてノミネートに上がるという快進撃を見せている。

 このほか、ギャレス・エドワーズ監督のSF映画『モンスターズ / Monsters』(原題)が6部門、キーラ・ナイトレイキャリー・マリガンが共演した『わたしを離さないで』も6部門でノミネートされている。受賞結果は12月5日にロンドンで行われる授賞式で発表される。

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