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今井雅之の主演映画、ロンドン・レインダンス映画祭で上映!一般公開に向けて始動

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左がプロデューサーのダニエル・プリコフ、右がエグゼクティブ・プロデューサーのサミル・シルヴァスタヴァ
左がプロデューサーのダニエル・プリコフ、右がエグゼクティブ・プロデューサーのサミル・シルヴァスタヴァ - Photo:Yukari Yamaguchi

 ロンドンで開催中の第18回レインダンス映画祭でイギリス・プレミアが開催された『トレジャー・オブ・ザ・ブラック・ジャガー/Treasure of the Black Jaguar』(原題)の若き新人プロデューサー、ダニエル・プリコフに話を聞いた。本作では今井雅之が主人公を追う男として出演している。

 本作は、隠された日本の宝を探す男3人と、その宝にまつわる因縁から復讐に燃え3人を追う男(今井)のロード・ムービーだ。凝ったカメラ・アングルや広大な荒野をさまざまに見せる色使いなど、遊び心いっぱいのインディペンデント映画となっている。

 話を聞いたのは、2日に本映画祭でイギリス・プレミアを終えた本作の2回目の上映があった9日。エグゼクティブ・プロデューサーのサミル・シルヴァスタヴァとともに観客に混じって鑑賞していたプリコフは、上映終了後に拍手を受け、まだ興奮冷めやらぬ様子。本作が初の長編映画プロデュースとなる。

 まだ25歳と若い新人プロデューサーだが「12歳から映画を作ってる。ラッキーなことに19歳でNBCのインターンシップに合格した。そこから始めて、いろいろな部署で仕事が出来た。両親は、僕に弁護士とか医者とかになって欲しかったようだから、あまりハッピーじゃないみたいだけどね」と笑う。本作は現在イギリスの配給会社と一般公開に向けて話が進められているというが、日本での公開については「これからだけど、マサがいるから期待しているんだ」「次作も進めているけど、そちらにもマサが出るんだよ」と海外での舞台、映画などでも活躍する今井に期待をかけているようだ。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

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