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松嶋菜々子がゴースト役に!リメイク版『ゴースト』はオリジナルと男女逆転!

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すっかり打ち解けた様子のソン・スンホンと松嶋菜々子
すっかり打ち解けた様子のソン・スンホンと松嶋菜々子

 3日、グランドハイアット東京にて映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』の製作報告記者会見が行われ、出演の松嶋菜々子ソン・スンホン一瀬隆重プロデューサーらが出席した。この日は日韓の人気スターがそろうとあって、マスコミはスチール100名、記者180名、ムービー20台が来場し、合計約300名が集結する盛況ぶりだった。

 本作は1990年に日本で劇場公開され、大ヒットを記録したハリウッド製ラブストーリー映画『ゴースト/ニューヨークの幻』を、舞台を日本に移してアジア人スタッフとキャストでリメイクした作品。オリジナルでデミ・ムーアと故パトリック・スウェイジさんが演じた主演カップルを、松嶋とソン・スンホンという日韓を代表するスターが演じ、新たなアジア版『ゴースト』を目指す。ハリウッド版と異なる点は、死んでゴーストとなるのはオリジナルでは男性だったが、今回は女性がゴーストになるという設定で、より女性目線の作品に仕上がっているそう。ちなみにこの日、オリジナル作品でアカデミー賞助演女優賞を獲得したウーピー・ゴールドバーグふんする、物語の鍵を握る霊媒師役を務めるのは樹木希林であることも発表された。

 映画『眉山 -びざん-』以来3年ぶりの映画出演となる松嶋は、今回演じた女社長役について「会社で戦う姿とは違う、男性と恋をして甘える面も持つ女性を素直に演じたい、と。一人の女性として、もう一度恋をするとしたらどうなるか考えながら演じました」と役づくりについて語った。初共演となるソン・スンホンについては、「第一印象は礼儀正しく紳士的で、品があって、女性に優しくて……芸術家であるジュノにぴったりな方だったので、役にすっと入っていくことができました」と演技しやすい相手だったとコメント。撮影中は言葉が違う中でコミュニケーションをとろうと努力したそうで、「一日一言、初歩的な韓国語で話し掛けるようにしていました。ソンさんも苦笑いだったかもしれないけど(笑)、そんなわたしの言葉に優しく反応してくれました」と当時のエピソードを明かした。

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 一方、ソン・スンホンは「そもそもこの映画に出演したのは、松嶋さんの存在が大きかったからです。ぜひ共演してみたかった。松嶋さんと初めて出会うシーンを撮ったときも、目の前にいる松嶋さんが美しいので(笑)、自然と役の気持ちになれました」と松嶋との共演に大満足の様子。さらに「キスシーンなどのシリアスな場面を撮影する際、なるべく食事をしないでいたんです。そうしたら大事なシーンでおなかが鳴ってしまって(笑)」とほほ笑ましいエピソードを明かすと、松嶋も「わたしもおなか鳴っちゃいました(笑)。一つ一つのシーンが大事だったので、食事をしないことが多かったんです」とフォローのコメントをしてお互い笑い合うなどすっかり打ち解けた様子の二人だった。

 『ゴースト もういちど抱きしめたい』は映画『ゴースト/ニューヨークの幻』をリメイクした切なくてはかないラブストーリー。会社を経営するヒロインの星野七海(松嶋)は陶芸家を目指す韓国人青年キム・ジュノ(ソン・スンホン)と出会い恋に落ちるが、幸せな生活もつかの間、ある事件に巻き込まれ命を落とす。しかし七海は天国には行かずゴーストになってジュノのそばにとどまるが……。

映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』は11月13日より全国公開

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