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ハリソン・フォードにスタンディングオベーション止まず!コミコン一番のサプライズも!

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コミコンにハリソン・フォード登場!(中央)
コミコンにハリソン・フォード登場!(中央) - Photo-Yoshifumi Hosoya

 サンディエゴ・コミコン・インターナショナル2010の3日目となった24日の午後、映画『カウボーイズ&エイリアンズ / Cowboys & Aliens』(原題)とマーヴェルのパネル・ディスカッションが行われた。

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 メイン会場ホールHのステージに、本作の監督を務め、映画『アイアンマン』シリーズの監督としてもおなじみのジョン・ファヴローが登場すると、ファンから一斉に歓声と拍手が送られた。『アイアンマン』の大ヒットがコミコンから始まったのは周知の通り。コミコンのファンたちを大切にするファヴロー監督は、そんなコミコンファンたちに今回最高の贈り物を持って戻ってきた。当初、ファヴロー監督以外誰が来るのか発表されていなかったが、ファヴロー監督は主演のハリソン・フォードダニエル・クレイグオリヴィア・ワイルドたちを引き連れて登場。ハリソンが、二人のセキュリティーに手錠をはめられて初めてコミコン会場に姿を見せると、「ハン・ソロ、ハン・ソロ!」という掛け声とともに会場はどよめきに包まれ、スタンディングオベーションがしばらく続いた。またファヴロー監督は撮影が始まってまだひと月足らずにも関わらず、物語の鍵となるいくつかのシーン映像を世界初公開した。昔の西部劇そのままのトーンにSFの要素が加わった映像は見事としか言いようのない素晴らしい仕上がりで、作品の完成を大いに期待させるものだった。

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 その後行われたマーヴェルのパネルでは、一週間ほど前に撮影が始まったばかりの映画『キャプテン・アメリカ: ザ・ファースト・アベンジャー / Captain America: The First Avenger』(原題)と『ソー / Thor』(原題)という二本の話題作の映像が世界初公開され、どちらも会場を大いに沸かせた。映画『インディ・ジョーンズ』シリーズを彷彿(ほうふつ)させるトーンの映像が楽しみな『キャプテン・アメリカ: ザ・ファースト・アベンジャー / Captain America: The First Avenger』(原題)では、監督のジョー・ジョンストンと主演のクリス・エヴァンスヒューゴ・ウィービングらが参加。北欧の神話の世界を見事に現代に持ち込んだ映像が素晴らしい『ソー / Thor』(原題)では、監督のケネス・ブラナー、ソー役の新人クリス・ヘムズワースナタリー・ポートマンらが参加した。この作品には、浅野忠信が出演しており、日本の映画ファンには特に楽しみな大作となっている。

 当初の予定では、『キャプテン・アメリカ: ザ・ファースト・アベンジャー / Captain America: The First Avenger』(原題)と『ソー / Thor』(原題)のみのはずだったが、最後に今回のコミコンで一番のサプライズとなった出来事が起きた。なんとステージに、2012年公開予定の話題作でマーヴェル作品では最大規模となる映画『ザ・アベンジャーズ/ The Avengers』の主要キャストが全員勢ぞろいしたのだ。まず、司会者がニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンを紹介。その後、ブラック・ウィドー役のスカーレット・ヨハンソン、ソー役のクリス・ヘムズワース、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンス、ホークアイ役に決まったジェレミー・レナー、新しくハルク役に決まったばかりのマーク・ラファロら、そしてアイアンマン役のロバート・ダウニー・Jrと、オールスターキャストの面々を紹介。特にロバートのコミコンにおける人気は絶大で、会場はさらなる熱気に包まれ大歓声が巻き起きた。

 今回の監督で、大役を担うことになったSF映画の秀作『セレニティー/ Serenity』を手掛けたジョス・ウェドンは、「ナーバスだけど、皆をがっかりさせないよ」とコメント。最後はマーヴェルの見事なホームラン演出で、今年のコミコンのメジャースタジオのパネルを締めくくった。(取材・文:細谷佳史 / Yoshifumi Hosoya)

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