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『スラムドッグ$ミリオネア』のジャマールが、得意のテコンドーを駆使して予想不可能な悪役に!

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マーシャルアーツはお手のもの! デヴ・パテル
マーシャルアーツはお手のもの! デヴ・パテル

 映画『エアベンダー』のプロモーションのために初来日したデヴ・パテルが単独インタビューに応じ、俳優としての成長ぶりを明かしてくれた。

映画『エアベンダー』写真ギャラリー

 『スラムドッグ$ミリオネア』で主人公・ジャマールを演じ、世界中の注目を集めたデヴが次なる作品に選んだのは、M・ナイト・シャマラン監督の3Dスペクタル超大作『エアベンダー』。家族は「2作目があって良かったね!」と世間とのギャップを感じさせるほほ笑ましい喜び方をしてくれたそうだが、事実、彼の元には数多くのオファーが届いている。「なんといっても、前作とはまったく違うキャラクターで面白かったんだ。それに、この映画にはマーシャルアーツのシーンがあって、グリーンスクリーンで撮影しなければならないなど、新人俳優として挑戦しがいのある作品だと思ったんだ」と本作を選んだポイントを語ってくれた。

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 そんなデヴが演じるズーコは、100年にも及ぶ争乱の原因を作り、今なお強大な力で他国をねじ伏せようとする火の国の王子。有能な火の使い手でありながら、妹をでき愛する父親に勘当されてしまう。そして気・水・土・火の四つのエレメントを操る選ばれし者・アバターを捕らえなければならない宿命を背負わされているため、怒りや悲しみ、葛藤(かっとう)を抱えた複雑な役どころだ。しかし、デヴは「彼は本当に興味深い。葛藤(かっとう)を抱えているから、急に怒り出すかもしれないし、悲しむかもしれない。予想がつかないんだよ。だから、演じていてとても面白かったよ」とズーコを演じるのが楽しくて仕方なかった様子。「今回はアメリカ英語を意識したけど、僕はイギリス出身だからイギリスなまりがちょっと出るんだ。そのために、かえってロイヤルファミリーっぽい、いかにも王子って感じを出せたんじゃないかと思っているよ」という話しぶりからは、役者としての自信も身に付けているのがうかがえた。

 さらに、ふんだんに盛り込まれた高度なマーシャルアーツシーンも、2004年のテコンドー世界大会で銅メダルに輝いた実績を持つデヴにとっては乗り越えられない壁ではなかったようで、「普通の人よりは高くけることができたり、敏しょうな動きができたと思う。テコンドーの経験が役に立ったよ」と出来栄えには自信があるそう。実際、長身のデヴのスラリと長い手足から繰り出される炎の技の数々は見応え十分。その一方で、ズーコが追い求める主人公のアンを演じた今年13歳になるノア・リンガーもテコンドーを習っていることから、「ノアのテコンドーはアメージングでブリリアント! 本当に素晴らしいんだよ。僕はこのところサボっているから、彼に負けないように頑張らなきゃ」と大いに刺激を受けたことも明かしてくれた。

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 ところで、物語はまだ始まったばかり。父親との関係や、アンたちとの戦いなど、ズーコの今後が気になるところだが、「それはお楽しみに(笑)。でも、ズーコは予想不可能なキャラクターだということは覚えておいて」といたずらっぽく含みをもたせた笑顔でにっこり。まずは、壮大な世界観に身を委ね、前出演作の役柄とは違った陰のあるズーコに注目してほしい。

映画『エアベンダー』は7月17日より丸の内ルーブルほかにて全国公開

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