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13歳の天才児!あれ?マツジュンに似てない?と評判の『エアベンダー』主演のノア・リンガーの秘密

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天才児、ノア・リンガー。映画を観るとマツジュンに似てなかった? という言葉が飛び出すそうだ
天才児、ノア・リンガー。映画を観るとマツジュンに似てなかった? という言葉が飛び出すそうだ - (C) 2010 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.

 映画界が誇る鬼才、M・ナイト・シャマラン監督の最新作となる映画『エアベンダー』で主人公アンを演じる天才児、13歳のノア・リンガーに注目が集まっている。

映画『エアベンダー』写真ギャラリー

 映画『エアベンダー』は、オリジナルテレビシリーズをシャマラン監督が映画化した3D大作映画。気・水・土・火の4王国の均衡が崩れたことによって果てなき戦乱の世と化した世界を救う最後の希望を託されたアンの勇姿をスペクタクルに描き出した。毎回新境地に挑戦してきたシャマラン監督の意欲作だ。

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 ノアは、シャマラン監督がオーディションテープを見た瞬間に「ノアはアンです」と即決するほど、『エアベンダー』での役柄にぴったりな存在。本作ではアクションシーンが見せどころの一つとなっているが、実際にノアはわずか10歳のころから始めたテコンドーでテキサス州大会優勝を果たすなど、全米テコンドー協会から黒帯第1級を獲得するほどの腕前の持ち主だ。

 普段から頭をそっていたノアは、キャラクターになりきるためアンのトレードマークでもある青い矢印まで描いてオーディションテープを撮影した。シャマラン監督も、「これが彼の初めての映画で、初めての演技ということが信じられませんでした。毎日、彼に完全な演技を求めましたが、彼はすぐに自分の考えや解釈をぶつけてきました。彼は何をやってもできるかぎり一番になりたいと願っています」とノアが根っからの負けず嫌いであることに異論はないようだった。

 だが、これが初めての映画出演となるノアが役者としてのトレーニングにかけられた期間はわずかに1か月。過酷なスケジュールでありながら、最先端技術を駆使したスタントや生来の武術の才能に支えられ、映画に必要な動きを身につけた。全員がオリジナルのファンだという製作陣は、オリジナルをただ映画にするだけでなく「長編映画だからこそできる形で世界中の観客に幅広く訴える映画を作りたかった」とシャマラン監督が語るような、まさに実写だからこそできる映画を作り上げた。その中心にいるのは、もちろん主人公アンを演じたノアであり、彼がいたからこそ、シャマラン監督もこの作品を作ることができたのだろう。

映画『エアベンダー』は7月17日より丸の内ルーブルほかにて全国公開

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