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今週の全米興行収入1位と2位を獲得!普通の高校生がヒーローになる「キック・アス」の主演若手俳優を直撃!

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クリストファー・ミンツ=プラッセ
クリストファー・ミンツ=プラッセ - Photo:Nobuhiro Hosoki

 知名度の低い俳優ばかりが出演しているにもかかわらず、アメリカでいきなり2位の興行成績を収めた話題の映画『Kick-Ass/キック-アス』(原題)について、4人のスーパーヒーローの一人を演じたクリストファー・ミンツ=プラッセに話を聞いた。同作は、ずっとコミックのファンだった高校生の少年(アーロン・ジョンソン)が、ある日突然、何のパワーも持たずに、スーパーヒーロー、「キック・アス」になろうと決意するというストーリー。ただ、マスクをかぶって、暴漢や麻薬密売人に立ち向かう彼に、徐々に支持者と3人の仲間が集まってくる……。

 クリストファーが演じるのは、スーパーヒーローの一人、レッド・ミスト。本作は、『ウォンテッド』のマーク・ミラーのグラフィック・ノベルが、原作であることも魅力の1つになっている。

 クリストファーは原作のマーク・ミラーの作品に、あまりなじみがなかったらしく、きっかけは父親の蔵書だったことを教えてくれた。「僕自身は彼の作品について、あまりなじみがなかったんだ。ただ、僕の父親は70年代からコミックの大ファンで、父が集めた数千冊ものコミックが家のガレージに保管されていて、読みたいときにいつも、家の食卓やいすの上、あるいはトイレの隅に、コミックがあったんだ。それに、父はマーク・ミラーの大ファンで、父が薦めてくれたんだ。僕自身は、マークの作品を読んだことあったけれど、あまり覚えていなかったからね……。そんな父だから、ロンドンのセットを訪問したときに、マークに会えたことをすごく喜んでいたよ!」と出演を決めたことを明かしてくれた。

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 クリストファーが演じたスーパーヒーロー、レッド・ミスト役については、「原作では、もっとタフで悪いやつなんだ。ただ、監督のマシュー・ヴォーンがレッド・ミストの父親を悪の親分に仕立て上げ、それに反発する息子という設定にすることで、どちらかというと、この映画では主役の「キック・アス」を惹(ひ)き付ける知的な存在になっているんだ」とキャラクターを説明してくれた。

 また彼は、スーパーヒーロー、レッド・ミストのコスチュームを着るのが大変だったことを明かしてくれた。「正直言って、大嫌いだったよ! あれは、ひどいよ! 初日は、着ていて格好良かったし、気に入っていたんだ。それが、12時間後には汗だくになって、常時水を補給しなければならなかったんだ。それに、コスチュームがキツかったために、少し動き回ると、あっちこっちに痣(あざ)やかすり傷ができてしまったんだ。ただ、一番大変だったのはトイレだね……すぐにできないんだ!(笑)」とスーパーヒーローになるのも楽じゃなかったらしい。

 最後に、「スーパーヒーローを夢見た子どもたちが活躍するところに注目してほしい」と語ったクリストファー。今週は、彼が声優を務めたアニメ映画『ヒックとドラゴン』が、全米興行ナンバーワンということで、上位1位と2位の両方に出演していることになる。若手俳優クリストファー・ミンツ=プラッセは、これから注目の俳優だ。(取材・文:細木信宏 Nobuhiro Hosoki)

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